ROCKでもない奴。

  40歳音楽バカ。 通称たか兄。 ここは、洋邦、ジャンルを問わず音楽を語る場所。  

アメリカの良心、グラミーを制す。

 先日、11日(日本では12日)に第49回グラミー賞授賞式がLAで行われました。
 昨年もレビューしたんだけど、今年もレビューしていこうかと。
 さすがは、グラミーの舞台。 今年も楽しませていたただきました。

 昨年は、まさにU2のためにあったようなグラミーだったんだけど、
 今年は、本命不在の混沌とした予想しにくいグラミーだった。
 でも、ふたを開けたら、今年も“・・”のためのグラミーになってしまいました。
 これは、意外な展開だったなぁ。

 まずは、オープニングからやられました。
 ここ最近のグラミーのオープニング・アクトには、景気づけには打ってつけの、
 “ガツン”とした一発でオープニングするんだけど、
 (一昨年のプリンス&ビヨンセ、昨年のマドンナとGORILLAZとのコラボ)
 今年は、なんと2007再結成ポリスの初パフォーマンスだ。
 (正直、賞ウンヌンより、これが一番楽しみだったんだけど・・)
 何の前触れもなく、いきなり、あの印象的なカッティングが。
 “ロクサーヌ”だ。 デビューから30年経って、ここでデビュー曲を持ってきた。
 やっぱ、スゲエや。 瞬きするのも嫌なくらい見入ってしまった。
 やる気マンマン。 ロックの殿堂の時とは、全然気合の入り方が違う。
 スティングは、黒のタンクトップが渋かったんだけど、ベースをブンブン響かせて、 
 貫禄と風格が漂ってたなぁ。 やっぱ、彼はロックが一番似合うよ。
 アンディもステュワートも、全然衰えもなく、アンサンブルは完璧。
 「えっ! もう終り・・。」の、あっという間の3分半だった。
 もっと見たかったけど、この再結成、本気度100%。 今後、更に楽しみだ。

 さて、賞の行方なんだけど、主要部門で今年はロック勢がやや大人しい感じで、
 (今年はHIP HOP勢が少ないし弱い。 もう主流の波が変わってきたのかな。)
 個人的には、イマイチなとこだったんだけど、 報じられてるように、
 ディクシー・チックスが主要独占の5部門(ノミネートすべて)受賞の、
 彼女達のグラミーとなった。

 まずは、個人的にいつも注目してるロック部門からは、
 アルバムはやっぱレッチリの「STADIUM ARCADIUM」が持っていったね。
 年間最優秀アルバムは逃しちゃったけど、これは文句なし。
 時代に逆行する2枚組での受賞。(過去にあったっけ?)  アッパレアッパレ。
 (グループ、楽曲(“Dani California”)でも受賞。) 
 圧倒的なヴォリュームなのに一気に聴かせられちゃったもんなぁ。
 近々、レビューしなくちゃ。
 (男性ヴォーカルで、ディランが地味に受賞してました。 いやいや頑張るなぁ。)

 メアリー・J・ブライジが最多の8部門ノミネートだったんだけど、
 結局はR&B部門のみでの受賞に留まったし、ジェイムス・ブラントなんて、
 一つもとれなかった。 (コレ、かかりすぎじゃないの。 耳タコだもん。)
 賞を独占したのは、ディクシー・チックス。 バッシングには屈せずに勝利したね。
 3年前のブッシュ批判(イラク派兵に対して、“同郷のテキサスの恥”とライブで批判)で、
 当時のアメリカは、憎っくきフセイン退治にイケイケだったから、ブッシュには追い風。
 その煽りで、全米で不買運動やラジオでのオンエア拒否や中傷など、
 大バッシングの嵐にあってしまった彼女達。
 でも今では、状況も変わって、彼女達の屈しない姿勢に賛同する声が強くなって、
 グラミー協会員の心も動かしてしまった形になってしまったのかな。

 私は、この曲は知らなくて、今回初めて聴いたんだけど、カントリー・グループなのに、
 ロックっぽい感じだなぁ、と思ったんだけど、 プロデュースはリック・ルービンだった。
 えっ! レッチリと同じじゃん。 やっぱ、そうだったんだ。
 最優秀プロデューサー賞獲ったのも納得。
  
 今回のトリビュートはカントリー・アーチスト達によるイーグルスの共演と、
 昨年末、他界したR&Bのゴッド・ファーザー、JBだ。
 どれも素晴らしかったけど、クリスティーナ・アギレラの“マンズ・マンズ・ワールド”は、
 迫力満点。 あの声量は凄かった。 あの姉さん、なかなかのもんですな。
 真っ暗のステージのマイク・スタンドにスポット・ライトを当てて、
 金ラメのド派手なガウンをそっと掛ける演出なんか、見事でした。

 まぁ、今年は割りにシンプルな感じの授賞式だったんだけど、
 楽しませてもらいました。
 政治の影響が、もろに音楽界にも飛び火した感じのグラミーだったけど、
 これも、アメリカだからこそ。
 最近のアメリカには、あまりいい印象持ってなかったんだけど、
 良心は失われてなかった。 
 言論の自由は、絶対守られるものなのだ。  

 第49回グラミー賞 全受賞リスト 

続・我こそロクでもない奴。

 皆様、お久しゅうございます。  ご機嫌いかがですか。
 ロクに更新もせずに、放置状態のままにもかかわらず、
 ご訪問いただき、誠に感謝いたします。

 開設当初の更新ぶりが嘘のように、週刊から隔週、そして月間ペースに、
 どんどんスローペースになってしまってること、申し訳なく思います。
 
 日頃、ただただ忙しい日々に明け暮れる末、なかなか、このページに
 向かう機会も減ってきて、更新もままならない状態が続いています。

 今月はクラプトンが来るし、U2だって来る。来月にはビリーだってやって来る。
 でも、今回もその姿を、そのステージを観ることも出来ず・・。

 イコール。 音楽もまともに聴けてない状態ですわ・・。
 私しゃ評論家でもジャーナリストでもないんですけど、
 やっぱこんな状況では、いい音楽を語れることなんて出来ゃしません。
 プラス。 本来のマイペースの要素も加わって、
 この有様になってしまってる具合です・・。

 ただこのブログには、私なりのこだわりもあるんで、閉めることなく、
 私なりのペースで続けていくつもりなので、
 たまに立ち寄って、“おっ、更新してる”くらいで結構です。
 末長くお付き合い、いただけたらと思っています。

 今月には、あのビートルズの“新譜”が発売されます。
 ジョージ・マーティン父子が、禁断のマスター音源に手を付けたらしく、
 (なんてこと、するの!) すべての音源を解体して再構築して、
 現代のビートルズとして甦らせたらしい。
 「そんな必要あるんかなぁ・・」ってのが、今の気持ちなんですが、
 次回は、その「LOVE」を、じっくり聴き込んで、レビューしたく思っております。 では。             

残暑、お見舞い申し上げます。

 どうも、お久しゅうございます。 いかがお過ごしでしょうか。
 長々と休んでいる間にも、お立ち寄りいただきありがとうございました。
 夏休みを勝手に2週間取るとか言って、3週間も取ってしまい、
 すっかり“3日坊主”が復活してしまいそうになってしまいましたが、
 充分休んだおかげで、また“語る”活力が戻ってまいりました。
 皆様は、どのような夏を過ごされましたか。
 私は、コレといって特別な“夏”ではなかったんですが、
 今年も、それなりに、いい夏が過ごせたのではと思ってます。
 そろそろ、秋がやってきます。
 音楽を聴くには、最高の季節です。
 また楽しく音楽を語らいましょう。
  
 ネタは、現在執筆中でして・・。
 週末アップ予定です。 よろしゅう。             たか兄

暑中、お見舞い申し上げます。

 考えてみたら、このブログ始めて一年経ってました。
 この三日坊主が、よくも一年も書いてきたもんです。
 やはり、素晴らしい音楽と接することが一番だったかのかな。
 (でも、更新がマイペースだったんで続いたのかも・・。)
 
 その間には、ご贔屓してくれるお友達も出来て、
 ダラダラと書いてるだけのようなブログに、お付き合いしてもらい、
 ほんとに感謝いたします。
 
 ようやく、夏本番で暑い日が続きます。
 となると、気分的に、“休みモード”に入ってきてしまい、
 勝手ながら、ちょっと夏休みさせてもらおうかなと思います。
 (お前、休んでばっかやん!と、ツッコミが入りそうですが)

 ただけっして、ネタがなくなってしまったわけじゃありませんので、
 また、休み明けには、(大体、2週間くらいの予定です)
 私なりの視点で再び書き綴ってみたく思いますので、
 変わらずのお付き合い、よろしくです。

 では皆様も、素敵な夏休みを。
                                  たか兄 

下を向くな!青きSAMURAI達よ。

 青きSAMURAI達のW杯が終わった。
 まずは、お疲れ様でした。
 日の丸を背負うプレッシャーと責任感、そして、使命感。
 どれだけ大きかったことでしょう。

 ただ、“よくやった”とは言わない、いや、言えない。
 この言葉を投げかけられて、励ましの言葉として素直に受け入れる、
 SAMURAIなど、一人としていないだろう(いるはずがない)。
 むしろ、あまりの不完全燃焼に怒りがこみ上げてくる、
 SAMURAIばかりのはず。(そうであってほしい・・)

 なぜ、勝てなかったのか。
 これは、どのTVでも新聞や雑誌でも、あ〜だこ〜だ言ってるけど、
 まず、精神的(何がなんでも勝つんだ! ゴールするんだ!という強い気持ち)弱さと、
 体力的(基本的スキル、技術、スピード、スタミナなど)欠如、
 そして、監督の資質(基本練習から戦術、そして試合での采配に至る指導力)の低さ、
 大体、この3つが当てはまるだろう。
 でも、こんなこと、ずーと前からわかってたことです。
 今に及んでも、“こんなこと”で結論づけてしまわなきゃいけないことが、
 実に、寂しい。
 
 前にも書いたけど、サッカーに“たら、れば”なんて仕方ないんだけど、
 改めて振り返ると、“どうしようもなかった”試合は一つもなかった。
 まず、負けた2試合(豪、ブラジル戦)は先制してる。
 でも、一番危険な時間帯(前後半残り10分、ロスタイム)で失点して、
 更に逆転されるはめに。 これは、ダメージ大きすぎ。
 残念だけど、今のSAMURAI達には立ち直れません。

 結果的には、“どうしようもなかった”ブラジル戦だって、
 先制するまでは、思うサッカーができていたようだった。 
 ただ、追いつかれてからのSAMURAI達は、ヒデと川口を除いて、
 みんな、下を向いてた。 
 だから、短時間に、一番獲られちゃいけない場面で点を獲られるんだ。
 ヘコむのわかるんだけど、それじゃ“日の丸”が泣くよ。
 それが、一番の敗因だといっていいかもしれない。

 ジーコよ。 本気で2点を獲って勝ちにいくつもりだったか。
 2対0で勝ちにいくなら、5対0で勝てるサッカーをしないと、
 2対0など、絵に描いた餅なんだよ。
 残念だけど、今のSAMURAI達が束になっても、叶わない相手なんだけど・・。
 せめて、気迫と執念だけでも見たかった。

 FWの放ったシュートが、3試合でたった9本では、W杯で勝てるわけがない。
 それも、枠に放ったのが3本じゃ、話にならない。
 (クロアチア戦で“A級戦犯”扱いされてる柳沢のシュートは、
  なんで右のアウトで蹴る必要があったのか。
  素直に、インサイドで合わせるだけだったのに。)
 ジーコが監督になってから、代表の練習で約5万本のシュートを打ったというが、
 こんなの本数ではない。 (ジーコ、わかってたの?)
 結局、慢性的“決定力不足”は、何にも解決されないままだった。

 これは、今後の大きな課題を残してしまったといえる。
 私は、日本人にしかできないサッカーってものを、
 もう追及してもいい時期ではないかと思う。
 体力や体格は、欧米に比べて見劣りするのは仕方ないこと。
 だから、個人での戦いには限界がある。
 だったら、コツコツとやれることから始めていって、
 組織と規律を重視した“全員サッカー”みたいなものを、
 (スモール・ベースボールがあるなら、スモール・サッカー)
 創り上げていってもいいのではないか。

 これは、指導者の人選と指導力にもよるけど、
 残念だが、ジーコは人選ミスではなかったかと思う。
 次回、2010年の南アフリカ大会の予選からは、あの初戦で苦杯をなめた、
 オーストラリアが、アジア枠で予選に入ってくる。
 今大会のアジア勢の不甲斐なさでは、枠を削られる可能性だってある。

 でも、下を向いている場合じゃない。
 この厳しい状況、現実を理解して、今後の糧にしてほしい。
 これを乗り切らないと、真のW杯での健闘などありえないのだから。 

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たか兄

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