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内も外も黒ずくめの大バカ兄弟。 

       THE BLUES BROTHERS  (Original Soundtrack)

           

            She Caught The Katy
            Peter Gunn's Theme
            Gimme Some Lovin'
            Shake Your Tailfather
            Everybody Needs Somebody To Love
            The Old Landmark  (James Brown)
            Think  (Aretha Franklin)
            Theme From “Rawhide”
            Minne The Moocher  (Cab Calloway)
            Sweet Home Chicago
            Jailhouse Rock

 こないだ、あのGMが破綻した。 とはいえ、もうなくなっちゃうんじゃなく、
 米政府が約500億ドル(5兆円!)追加融資、救済して、再建後の新株の
 約6割を買い占めるみたいなんで、事実上の国有化になるわけです。

 今さら、昨今のご時勢を語る気はないんですが・・。

 GMっていえば、我々日本男児にしてみたら、みんなの夢と憧れだった。
 シボレー、ポンティアック(トランザム)、キャデラック、サターン、ハマーなど、
 これ全部、GMのブランド。 アメ車の象徴です。
 若い時に免許取って、男なら誰しも一度は、
 「アメ車に乗って、アメリカををブッ飛ばしたい」という夢を思ったのでは。

 “ブルース・モービル”。 
 70年代のDODGE(ダッジ)のセダンの白黒のパトカー仕様。
 (ダッジは、クライスラーのブランドですが、これもアメ車のシンボル。)
            
       

 ジョン・ランディス監督による、映画「ブルース・ブラザース」('80)に出てくる
 超ド派手なカーアクションを巻き起こす、まさに“スーパーカー”だ。
 金に糸目をつけず、予定調和もまるで無視して、とにかくブッ壊して突っ走る。
 (巨大ショッピングモールをめちゃくちゃにして、パトカーを58台クラッシュさせた!)
 その“破壊ショー”は、ハリウッド映画史上最も痛快なカーアクション。
 バカでかいボディに、バカでかいエンジン。 ガソリンの燃費なんてクソくらえ。
 アクセル踏み込んでパワー全開でブッ飛ばす!  これこそアメ車の醍醐味だ。

 でも、時代はエコ。 ハイブリット車や電気自動車が主役に変わります。
 テーマは“環境第一”。 無駄遣いはせずに、“地球にやさしく”です。 
 こんなバカげたことは時代遅れ。 実は“ダサい”と指差される時代なんです。

 あぁ夢、崩れたり・・。

 でもこんな時、この映画史上最高のエンターテイメント・ムービーを観れば、
 古き良き、そしてハチャメチャでバカバカしい“あの頃”のアメリカを懐かしめる。
 ドタバタなストーリー、個性揃いのキャラクラー達と超豪華なゲスト陣に、
 超ド派手なカーアクション、そして、素晴らしい音楽とパフォーマンス。
 これぞ、画期的な究極のエンターテイメント・ムービー。

 「ブルース・ブラザース」 (日本題は“ブラザーズ”じゃなく、“ブラザース”)は、
 私が最も愛するハリウッド映画でもある。

 ブルース・ブラザーズ。  なにやら怪しい二人組だ。
 黒のスーツにネクタイも黒、黒い帽子に、そして黒のサングラス(RayBanの)。
 「こいつら、何者?」  とにかく強烈なインパクトと圧倒的な個性。

         

 70年代、米NBCの超人気TVバラエティ・ショー「サタデーナイト・ライブ」の、
 初代レギュラーだったダン・エイクロイドとジョン・ベルーシの二人からなる、
 天才コメディアンだ。 しかし、黒人音楽に対する並々ならぬ愛情と、
 深いリスペクトは本物だ。

 設定では、弟のエイクロイドだが、元来の黒人音楽マニアでメタル・ファンの、
 ベルーシをコンビ結成にこぎつけ、イニシアティブを取っていたのは彼だ。
 この映画の脚本を執筆し(ランディス監督がまとめる)、音楽的要素として、
 シカゴのエレクトリック・ブルースとメンフィスのR&Bの融合を目論み、
 単なるドタバタ・コメディに成り下がらないミュージカル・グレイト・コメディに、
 仕上げた。 その手腕は見事。 これぞ“ザッツ・エンターテイメント”だ。
  (エイクロイドは、映画でいえば、「ゴーストバスターズ」の方が有名だけど、
   この人は、あの“ハード・ロック・カフェ”の創設者の一人でもある。)

 ストーリーは簡単に書くと、出所した兄(ジェイク)と迎えた弟(エルウッド)が、
 生まれ育った孤児院の閉鎖を阻止すべく、税金の工面を自ら申し出る。でも、
 犯罪で得た汚い金は受け取らないという院長の言葉から、神の啓示より、
 その方法は、かつてのバンドメンバーとライブで一発儲けるというものだが・・。
 かつてのメンバー集めからトラブルの連続で、彼らの行く先々は障害続き。
 と言うか、もう、めちゃくちゃ。 これでもかと言うほどの“ブチ壊し”よう。
 果たして、ライブは出来るのか。 孤児院は救済出来るのか。  こんな感じ。

 もう彼らのオープニングとクロージング・テーマになった、泣く子も黙る、
 オーティス・レディングの“Can't Turn You Loose”の軽快なホーンを
 バックに、体を不器用にシェイクさせて登場する姿は、なぜかカッコいい。
 (映画では、この曲をバックにショッピング・モール内をパトカーに追われ爆走!)

 彼らを支えるバック・メンバーも、なかなかの職人プレイヤーが勢ぞろい。
 スティーブ・クロッパー(g)とドナルド“ダック”・ダン(b)は、元ブッカーT&MGズ
 で、マット・マーフィー(g)は、元メンフィス・スリムのメンバー。
 (STAXを支えたソウル、R&Bギタリストと渋めのブルースギター職人の競演!)
 ウィリー・ホール(ds)も、STAX出身だし、マーフィー・ダンがピアノとハモンドで、
 ホーン隊に、アラン・ルービン(tp)、トム・マローン(tb)、ルー・マリーニ(ts)が、
 しっかり脇を固め、 この脱線コンビを盛り立てる。

 劇中でのライブシーンも実に見事。 これぞ、“ヘタウマ”の魅力だ。
 歌なんて全然上手くないし、踊りも不恰好。 なのに、妙にカッコよかったり。
 一発目のピケットの“Everybody Needs Somebody”こそ、最高の見せ場だ。
 (次の“Sweet Home Chicago”の途中で逃げ出しちゃうんで・・。)
   
 このサントラ盤もそうだけど、音楽の練りこみ方とセンスが実に素晴らしい。
 映画にゲスト出演したミュージシャンも、有り得ないメンツばかり。  
 (サントラに未収録の曲も、小道具的にエルモア・ジェームスやサム&デイヴが
  絶妙の間で鳴ってるし、ルイ・ジョーダンをわざわざ“SP盤”で流してる)
   
 楽器屋の店主に、レイ・チャールズ。  そう、ソウルのパイオニア。
 インチキ牧師に、ジェームス・ブラウン。 そう、ファンクのゴッドファーザー。
 ソウル・フード屋の女主人に、アレサ・フランクリン。 そう、クイーン・オブ・ソウル。
 そして、孤児院の使用人に、なんとキャブ・キャロウェイ。 そう、ジャイブの帝王。
 (チョイ役で、ジョン・リー・フッカーも道で演奏、聖歌隊の中にチャカ・カーンなど)

 このメンツの濃いこと! 凄すぎ。 よく出演してくれたもんです。
 その彼らの素晴らしいパフォーマンスも映画の見所の一つ。
 (特に、レイ・チャールズは凄い! フェンダーローズでのイントロしびれます)
 黒人音楽ファン必見、必聴のミュージカル・グレート・コメディなのだ。

 そんな彼らも、ベルーシがこの2年後、ドラッグ使用過多で急死したために消滅。
 惜しい奴を亡くしたもんです。 やっぱ、何でも“天才”は早く逝きます。
 18年後、“2000年版”で復活するけど、エイクロイドの相方には役不足。
 オリジナルのあの“ブルースの絆”で結ばれたバカ2人じゃなきゃ。

 また、観たくなってしまったなぁ・・。
  
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2009/06/12 Fri. 16:52 [edit]

Category: BLACK

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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この記事に対するコメント

メンツの濃いこと

1980年代初期の名画のひとつだと思います。
なにより、
ゲストメンバーの
すごいこと。

ミキタカ08 #- | URL | 2009/06/13 07:02 * edit *

 >ミキタカ08さん。
 毎度どうもです。
 ほんとに、よく集めたもんだと思います。
 彼らに“何か”の魅力がなけりゃ絶対出ませんですって。
 超大御所なら、それなりのプライドもあるでしょうし。
 それぞれ、存在感を見せ付けられ、さすがだと感心するばかりです。

たか兄 #- | URL | 2009/06/13 15:27 * edit *

こんばんわ!中年OYAJIです!
この映画自分の中の最高傑作です!
もちろんDVDももってますし、むしろビデオももってます(笑)
ピーターガン最高!なんてかっこいいんでしょう!
それと、レイの「シェイク!シェ~イク!シェキシェキシェキシェキシェキべイベ~!タタタタタタタ♪(オルガン)」
アレアフランクリンの最後の「シンク!!」の迫力ある事!(笑)
バズーカでビル吹っ飛ばされても、お構いなし!最高ですよ!
年に2回は見てしまう最高傑作です。
ちなみに若い頃のスティーブン・スピルバーグが納税課の受付役ですよね。
友情出演?で出てます。

中年OYAJI #- | URL | 2009/06/13 21:58 * edit *

アレサが、アレアになってる・・・。ごめんなさい。

中年OYAJI #- | URL | 2009/06/13 22:00 * edit *

 >中年OYAJIさん。
 熱いコメントありがとうございます!
 私も何回観たか、わからないくらい最高の映画だと思います。
 冒頭のシーンで、ジェイクが出所して迎いに来たダッジのシガライターが
 着かないのに腹を立てて、ポイって放り投げてしまうとこなんか、妙にカッコよかったり(笑)。
 スピルバーグもチョイ役で出てますが、ラストのみんなで「監獄ロック」を歌うとこでは、
 テーブルで最初に踊りだすのは、ジョー・ウォルシュ(イーグルス)でしたね。 
 見所を上げたら、キリがありません!

たか兄 #- | URL | 2009/06/14 15:08 * edit *

うお~!監獄ロックのそれ知らなかった&気がつかなっかたですよ!
これはもう見直さなくては!
なんて豪華なメンバーなんだ本当に(喜)

中年OYAJI #- | URL | 2009/06/14 22:45 * edit *

>中年OYAJIさん。
 最後の「監獄ロック」のシーンは、お縄になったバンド達に、JB、キャロウェイ、
 レイ、アレサのシング・バトン(口パクですが)が、凄い印象的でした。
 僕も、ジョーに気付いたのは、かなり観た後でした。 
 また何か新たに発見があるかも。

たか兄 #- | URL | 2009/06/16 00:06 * edit *

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Think/Aretha Franklin

1968年にリリースされたアルバム『Aretha Now』に収録。映画『The Blues Brothers(ブルースブラザーズ)』(1980年公開)の中でも本人が歌っており、サウンドトラックにも収録されています。(演奏はThe Blues Brothers Band)「Freedom~、Freedom~」の部分は何度聴い

本日の1曲目 | 2009/08/31 23:29

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