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派手なのに影が薄い“老舗の味”。 

         THE WORKS         QUEEN

            

             Radio Ga Ga
             Tear It Up
             It's A Hard Life
             Man On The Prowl
             Machines (or 'Back To Humans')
             I Want To Break Free
             Keep Passing The Open Windows
             Hammer To Fall
             Is This The World We Created...?

 QUEEN。 しばらく聴いてなかったなぁ・・。
 とはいえ、彼らも語り尽くされてるので、またまた“今さら”になってしまうけど、
 私なりのQUEENのお久さな話。  よろしくお付き合いを。

 私のQUEEN初体験は、英国では家では必ず所有しているといわれる、
 「QUEEN GREATEST HITS」の日本盤。 カセット録音したものだったけど。
 (国によって収録曲が異なる7種あって、日本盤は“Bicycle Race”と
 “Seven Seas Of Rhyme”をカットして、変わりに“手をとりあって”と
 “Under Pressure”をプラス。 現在は英国仕様に統一。)
 これもテープ伸ばしてしまうほど聴いて、レコードを買い直したくらい。
 ROCKの華やかさ、美しさ、そして、激しさを教えてくれたのはQUEENだった。
   
 そして、ラジオから、まさしく「大いなるラジオ賛歌」である“Radio Ga Ga”が、
 ヘヴィー・ローテし始め、 いよいよ84年、待望のオリジナル・アルバム。
 この「THE WORKS」は、私のオリジナル・アルバムとしては初QUEENでした。
 やっぱこの頃はMTV絶対時代。 “Radio Ga Ga”のレトロなのに近未来な
 映像と、大観衆とのハンド・クラッピングが印象が残るビデオは鮮明なままだ。
 (このビデオがLIVE AIDでも、ウェンブリーでも、世界中のオーディエンスが
  両手を挙げ、一糸乱れずクラップするポーズを画一させたといえる。)

 でも、なんか影が薄いんだよなぁ・・。 ジャケの影は濃いんだけど。
 作りは派手。  コンパクトで英国ではシングルが4曲もヒットしたし。
 しかし、なぜか往年のQUEENマニアからも、やっぱ評価が低いようで。
 (79~86年くらいのアルバムって、一般的にもあまり人気がないみたい。)

 QUEENの4人がバンド・マネージメント、“自主管理”を開始し、それを統括してた
 のが、ジョン・ディーコン(b)。 中でも地味で、表立ったソロ活動もしてなかったが、
 「THE GAME」(’79)以降のQUEENの活動のイニシアティブを取っていたのは彼。
 (もちろん、メンバー・ミーティングもあったしや合議の上での話だけど。)
 前作「HOT SPACE」(’82)での大胆なディスコ、ファンク路線の失敗、不評で、
 責任のなすり合いもあったみたいだけど、大作主義、コンセプト重視の姿勢から、
 ジョンの考えるコンパクトでシングル重視のスタイル、戦略へシフト・チェンジ。

 “異色から王道への帰還。”  これが、「THE WORKS」だ。

 それが見事に功を奏し、セールス面はもとより、英国では大幅に信頼を回復し、
 “QUEEN”という名のバンドの格を押し上げ、ブランド化に成功し、
 QUEENが英国の“国民的バンド”になった重要なアルバムだと思う。

 ズバリ、楽曲勝負。  ようやく気付いたんでしょう。
 もう実験なんて必要ないんですよ。 QUEENには。
    
 前作でトライしたシンセ、打ち込みを多用した機械的(マシーン)要素に、
 影を潜めていたエッジの効いた従来のハード・ロックを復活させ、プラス
 受けの良かったシングルを狙う(焼き直す)、コンパクトな売れ線ポップを
 融合した作り。 更に、MTVを意識したPV戦略にも力を入れ、イメージ効果
 (趣味の良し悪しは別)のアップにも成功。 時代の流れにうまく乗った。
 簡単に言えば、前々作の「THE GAME」の再構築、発展形といっていい。
 ただ、もう新しい方向性を切り開いて行く姿は、これで見られなくなる。
 みんなが求めるQUEENを演じ始め、この後は、“伝統芸能”の域まで到達
 していくのだから。 (私は、これでいいと思ってるんですが)

 この辺が、往年のマニアの賛否が分かれるポイントなんじゃないかな。

 シングルは、最初がロジャー作の“Radio Ga Ga”は完全なるマシーン化した
 エレクトリック・ポップ。 次にジョン作の“I Want To Break Free”は、
 4人が女装したPVのイメージが強すぎるキャッチーなポップ・ソング。
 (このビデオ、実はアメリカでは総スカンを食って、お株まるつぶれになったとか。
  アルバム・ヴァージョンより、ファンファーレ付きのシングル・リミックスが秀逸。)
 次は、フレディ作のいきなり「♪ア・ド~ン!!~」からフレディ節全開の美し過ぎる
 壮大な愛の賛歌である“It's A Hard Life”。 最後にブライアン作の従来の
 ドライブエッジの効いたロジャーらしいドタバタ・ドラムも復活したハード・ロック
 “Hammer To Fall”(12インチのHeadbangers Mixは強烈。)の4曲。 
 メンバー4人が、それぞれシングル曲を提供、ヒットしたことになる。

 シングルの“表”にならなかった曲も、粒揃い。
 QUEEN流ヘヴィー・メタル“Tear It Up”じゃ、ブライアンのギターが炸裂。
 “Man On The Prowl”は、第2の“Crazy Little Thing Called Love”。
 だけど、ロカビリーも板に着いて、完成度はこっちの方が上。
 “Machines”は、前作で“失敗”したテクノ路線で勝負するも、ブライアンが、
 ロック風に料理している分、力強くカッコいい仕上がりに。
 “Keep Passing ~”は、目立たないけど、フレディ独特のメロディ・ラインと、
 ドラマテックな展開が美しい佳曲。 “Is This The World ~”も、
 第2の“Love Of My Life”といっていいシンプルでアコースティックな小曲。
 ブダペストのライブでの、大観衆との大合唱シーン。 ジーンときたなぁ・・。

 思わず全曲紹介してしまったが、この年、年末クリスマス商戦に参戦よろしく、
 シングル“Thank God It's Christmas”を発表。 そのカップリングを含めると、
 このアルバムから、全曲がシングル盤に収められることになった。

 こうしてみると、QUEENには、やっぱ“老舗の味”が一番いい。 安心します。
 「80年代QUEENの中~終期への指針」といっていい、このアルバム。
 初めてQUEENのオリジナル・アルバムを体験する人がいたら、
 私は迷わずコレを勧める。
   
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2009/06/19 Fri. 14:42 [edit]

Category: クイーン

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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この記事に対するコメント

m(_ _)m

Radio Ga Ga ってモノクロ調でヘンテコなプロモの印象もってます
って言うかこの頃のQueenって音楽的にもビジュアル的にも引き出しが多くて
色々な事してますよね。あっ初期から色々やってるかな?
 
気がついたらFreddyが短髪でバイセクシャルを隠さなくなっていたと・・・

「手をとりあって」好きです

40代のオヤジ #- | URL | 2009/06/20 05:40 * edit *

 >40代のオヤジさん。
 毎度どうもっす!
 QUEENって、かなり昔から映像面に力を入れてましたよね。
 「ボヘミアン・ラプソディ」以降のシングルは、たぶん全曲PV作ってると思います。
 どれも優れたPVでした。 ベスト盤のレコードに合わせてビデオ版のベストの、
 「GREATST FLIX」ってのがあって。 (当時の値段が10000円以上したっけ?)
 ただこれも、「HOT SPACE」からの曲は“無視”(?)してました・・。

たか兄 #- | URL | 2009/06/20 09:27 * edit *

こんばんわ!中年OYAJIです!
クィーンは「ボヘミアン・ラプソディ」聞いたときは衝撃でしたね~。
あと個人的には「バイシクル・レース」も聞いてると何だか元気の出る曲です。
♪バ~イセコ!♪バ~イセコ!

中年OYAJI #- | URL | 2009/06/21 21:37 * edit *

 >中年OYAJIさん。
 いつもありがとうございます!
 QUEENの曲って、一度聞いたら耳に残る魔力を持ってると思います。
 衝撃度とか、インパクトとか、絶対マネできない。
 洋楽とかROCKとか全然知らない人でも、QUEENの曲は知ってますもん。
 み~んなQUEENが大好きなのだ。 永遠なのです。

たか兄 #- | URL | 2009/06/22 23:57 * edit *

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