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クスリから救えるのは真の友達? 

      ERIC CLAPTON'S RAINBOW CONCERT         

          

            (Original Released)
            Badge
            Roll It Over
            Presence Of The Lord
            Pearly Queen
            After Midnight
            Little Wing

          

            ('95 Remasterd Released)
            Layla
            Badge
            Blues Power
            Roll It Over
            Little Wing
            Bottle Of Red Wine
            After Midnight
            Bell Bottom Blues
            Presence Of The Lord
            Tell The Truth
            Pearly Queen
            Key To The Highway
            Let It Rain
            Crossroads

 世間を騒がせた、例の“覚せい剤”の話。   新事実が、毎日続々と・・。
 いまだに、ニュースや紙面を賑わせております。

 正直、もう、うんざりなとこなんだけど、 やっぱ、避けては通れません。

   いかんものは、絶対いかん!!!! 

 もいちど、言います。

  いかんものは、絶対いかん!!!! 

 罪の重さは、殺人と同じくらいに、人として絶対やってはならないこと。

 思えば、この“ギターの神様”と呼ばれる彼も、一時は、目も当てられないほど、
 ひどいジャンキー(ドラック中毒者)だった・・。

 クスリの話から、ブログ再開して、約3年振りのクラプトンの話をするのは、
 今現在の彼の活躍ぶり、達者ぶりからして、誠に失礼だとは思うんだけど、
 重度のヘロイン中毒だった彼を、何とか救うきっかけを与えるために、
 動いてくれた仲間や、真の友達がいた・・。
   
 当時のクラプトンの状況は最悪の一言。
 まず、ドミノスがセカンド・アルバム制作中、メンバーの衝突で空中分解になり、
 輪をかけるように、親友のデュアン“スカイドッグ”オールマンが、バイク事故で他界。
 失意のどん底に。 また当時はジョージ・ハリスンの妻だったパティ・ボイドに対する
 猛烈な“横恋慕”に、 プラス。育ての親代りだった祖父の死もあったりと・・・。
 耐えられなくなり、ヘロインに頼って逃げてしまうわけです。 (同情の余地はあるが)

 自宅に引きこもり、ヘロインに明け暮れる彼を、「一度ステージに立ってみろ」と、
 けしかけたのは、ピート・タウンゼント(ザ・フー)で、そのカムバック計画というのは、
 イギリスのEC参加を祝う「ファンファーレ・フォー・ヨーロッパ」のイベントの一環で、
 ロンドンのレインボー・シアターで行われるコンサートの、ピートが集めたバンドに、
 クラプトンを担ぎ出してやろうというもの。 公のステージで復活、演奏すれば、
 悪い習慣も断つきっかけになるだろうとの考えからだった。

 その仲間たちってのが、ピート・タウンゼント(ギター)を筆頭に、
 もう一人のギタリストにロン・ウッド(現ストーンズ)、ベースにリック・グレッチ
 ドラムにジム・キャパルディとジミー・カーシュタイン。 リボップのパーカッション。
 そして、キーボードとヴォーカルが盟友スティーヴ・ウィンウッド。
 簡単に言えば。ピート+ロン+トラフィックというバンド構成だ。

       

 73年1月13日、レインボー・シアターでの2回のステージをパッケージングしたのが、
 コレ。 ただ私自身、これを初めて聴いた時は、継ぎ接ぎした6曲で35分くらいの
 中途半端さもあったけど、モコモコとした音質の悪さに、以後あまり耳するライブ盤
 ではなく、歴史上重要な記録程度の思い入れしかなかった。
  (音が悪かった理由は、ステージ上には十分なマイクの数が足りていても、
   8トラック録音のため、(あのメンバーの数ではトラック数がとても足りません)
   ドラム2台とベースが同じトラックに入ってしまって、ミックスダウンが困難に。
   ブートみたいな、オーディエンス録音と変わらない音質に陥ってしまったワケ)

 しかし時を経て、録音技術、リマスタリング技術の発展に伴い、95年に、この
 歴史的ステージのマスターテープからの修復作業により、音質がクリアになり、
 臨場感あふれるステージの全貌が(完全ではないけど)、明らかになった。 
  (曲もセットリスト順にして、8曲追加)

 これが出てからは、コレばっか。 魅力を再発見。 そんなに悪くない、コレ。

 まずオープニングの“Layla”。  危なっかしい。  ゆるいんだ、コレが。
 今じゃ、ステージ・ハイライトとして、計算し尽くされ確立したリリシズムあふれる
 “Layla”に聴き慣れてしまってるんで、 失礼を承知で言わせてもらうと、
 ヘタウマの“Layla”の魅力がここにある。  (このルーズさがたまらん)

 当の本人は声の線も細く、ヨレヨレなんで、あのドミノス版での狂おしい愛の叫び
 のカケラもないんだけど、(この時はパティへの心情は歌のまま。 心じゃ叫んでる)
 一生懸命にバックアップするメンバーのおかげで、この名演、いや、“迷演”がある。 
 亡きデュアンに成り替わろうと必死のロンのスライドの頑張りに、 
 ゆる~く割って入るも、ビシっと決めるクラプトンのソロに、(ピートは控えぎみ) 
 腐っても何とかじゃないけど、“格”の違いを感じさせる。 
 サビで炸裂するコーラスはオーヴァーダブによる加工品だけど、
 ピアノ・ソロまできっちり演奏され、オクラにしてたのは余りにもったいなかった。
 (初めから、2枚組にして出すべきじゃなかったかと。)

 この“Layla”もそうだが、ボツになってて、日の目を見たナンバーが実に興味深い。

 ドミノスの“Roll It Over”あたりから、エンジンかかってきて、周りが生み出す
 独特のグルーヴの渦に、彼もようやく馴染んできて、その微妙な“ヨタレ加減”も、
 グルーヴに変える。 1回目のステージのみだった“Bell Bottom Blues”の
 自信なさそうな、か細いヴォーカルも今じゃ貴重。 (ただソロは編集跡あり・・。)
 ”Key To The Highway”のロンに負けない、ピートのスライドもかなりのもんだし。
 “Crossroads”も、クリームのハード型じゃなく、ブルース・ベースのミドル型で
 (80年代中期によくプレイしたスタイル)、アレンジしてたりもする。

 マニアックなとこなら、この日以降彼の“愛器”となる改造ヴィンテージ・ストラトの
 ブラッキーの初お目見えしたショーで、チェリー・レッドのレスポール・スタンダード
 (ホワイト・アルバムのセッションでジョージに譲ったのを、また借りて使用。)
 との、トーンの違いが分かる。 1回目の方を収録した“Little Wing”と、
 “ベルボトム”と“After Midnight”。 それから、“Let It Rain”のギター・ソロで、
 弦が切れてしまって、パーカッション・ソロでギターを替えてからやった以降は、
 ブラッキー。 (ほとんどはレスポールの音)
 曲によって、その個性を際立たせるクラプトンは、とてもドラッグ中毒とは思えない。
 この日はミスも連発するけど、 さすがは、神様です。

 しかし、こんな凄い仲間の“応援”があったにも関わらず、このライブが終わっても、
 彼は自宅に引きこもり、再びヘロインに塗れた悶々とした日々に明け暮れる。

   彼がヘロインから断ち切れたのは、体調面、生活環境面、財政面から、
   考えざるを得なくなり、当時の恋人で共にジャンキー化していたアリスの
   父の紹介による、女性神経外科医の過酷な治療プログラムによるもので、
   ヘロインには克服に成功するが、 農場でのリハビリが始まった途端、
   別の"モノ”に乗り換えてしまい、再び依存していくのだけれど・・。)

 もともと、天真爛漫なんだけど、気難しい。  甘えん坊だし、子供っぽいとこも。
 面倒くさい奴なんだけど、放っておけない。 そんな人なんです、クラプトンって。
 だから、彼の周りには、ほんとに“いいヤツ”がいた。
 これから後にやってくる、幾度の失意にも、必ず近くに“いい奴”がいた。

 それを、忘れちゃいけない。    そして、今の彼がいることを・・。


 追伸。
  
 先日、ロックギターの名器を発明し、自身の名で愛された“エレキギターの父”
 である、レス・ポール氏が永眠されました。 94歳でした。
 クラプトンは、いち早く、この名器を有名にし、マーシャル・アンプとの組み合わせ
 によるディストーション・サウンドで、ロック・サウンドの基本を作り上げました。
 この名器を、愛したギタリストは数知れず・・。
 彼をはじめ、ポール、ジョージ、ジミー・ペイジ、ベック、キース、ミック・テイラー、
 コゾフ、ジョー・ペリー、スラッシュ・・・・。 う~ん、書ききれない・・・。

 あなたがいなければ、 今日のROCKはありませんでした。

 心よりご冥福をお祈りいたします。     合掌。

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2009/08/14 Fri. 22:47 [edit]

Category: エリック・クラプトン

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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