スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --. --:-- [edit]

Category: スポンサー広告

TB: --  /  CM: --

top △

仁義なき兄弟ゲンカの末には・・。 

            Whatever         oasis

           

              (JAPANESE EP)
            Whatever
            (It's Good)to Be Free
            Fade Away
            Listen Up
            Half The World Away
            I Am The Walrus 
              (Live at the Glasgow Cathouse)
    
 ついに、ノエルが辞めちまった・・。  ん~・・。  でも仕方ないか。
 いい音してたのになぁ、こいつら。   これは、致命的だよ・・。
   
 「 今夜オアシスを脱退する。  悲しいことだが、気持ちがとても楽になった。
   世間の人は好き勝手なことを言ったり書いたりするだろうが、
   僕はもうこれ以上リアムと一緒に活動はできない。  それだけだ。 」

        

 「 細かいことは重要ではないし、(脱退した理由は)あまりに多すぎて、
   全部挙げていたらきりがないほどだ。でも皆には知る権利があると思う。
   僕や家族、友人、仲間に対する言葉や暴力による脅しが耐えられないほど
   ひどくなっていたし、マネージメント側やバンドのメンバーからのサポートも
   なかった。 だから、ここを離れて新しい活動の場を見つける以外に
   選択肢がなかった。  」

 8月29日発表された、ノエル・ギャラガーのオアシス脱退の正式コメントだ。

 こいつら兄弟は、昔からほんとに仲が悪かったからなぁ・・。
 そのエピソードをひとつひとつ挙げていくと、ほんとにキリがない。 
 兄ノエルが一時的でも離脱したり、弟リアムが抜けたり、また戻ったり・・。
 過去にヤバい時期が何度もあったし、解散寸前までいったこともあったんで、
 また今回も、気が変わって、また戻ってくるんじゃないのとも思ったんだけど、
 今度こそは、その可能性はゼロだ。 との認識でいいらしい。

 結論づけてしまうけど、終わったね。  オアシスは。

 もともと前身のバンドは、既に脱退してるボーンヘッドとギグジーらで構成してた
 「ザ・レイン」ってバンドに、クビにしたヴォーカリストの後任にリアムが加入して、
 「オアシス」ってバンド名に変えさせる。 そして、初ライブを観た、当時、
 インスパイラル・カーペットのギター・テクニシャンだったノエルが彼らを酷評。
 「そんなにヘタクソって言うんなら、ここに加わって、マシなバンドにしてみろ」と、
 キレたリアム。 最初は渋ったが、「俺の凄さはこんなもの」とばかりに、
 オリジナルを数曲披露。 ド肝を抜かれたオアシスの面々に加入を懇願され、
 事実上のリーダーとして、オアシスに加入することになる。

    

 ノエルが加入したオアシスは、デモ作りに没頭。 メキメキと頭角を現す。
 そして、クリエーション・レコードの社長アラン・マッギーとの出会いによって契約。
 94年11月“Supersonic”でデビュー。 90年代初めの英国でのブリット・ポップ
 ムーブメントの波に(これはマスコミが作りあげたもんだけど)うまく乗り、
 怒涛のシングル攻勢で勢いづき、(憎っくきあのブラーとの確執にもケリをつけ)
 1stアルバム「DEFINITELY MAYBE」は、最も売れたデビュー・アルバムとして、
 全英1位を獲得するに至る。 以降の活躍、飛躍ぶりは知っての通り。
    
 ノエルがいなかったら、オアシスはここまでのバンドにはならなかったワケだ。

 ただ今回は、5枚目のシングルで、ノエル自身、とても大事にしてるこの曲を書く。
 オアシスを知らない人、洋楽を知らない人でも知ってる、あの素晴らしい曲だ。

 実はデビュー前からノエルが書いていた曲だったが、1st制作時にレコーディング
 しようとの提案にも、金銭的理由から思い描くストリングス・アレンジが出来ない
 とのことでボツに。 その後、1stアルバムのメガ・ヒットで再度レコーディングされ、
 94年末にリリース。 初の全英3位を記録した。

 この“Whatever”は、アルバムどころか、ベスト盤にも収録されてはいない。

 ( ちなみに、この曲はビートルズのパロディ・バンドのTHE RUTLESで有名な
   ニール・イネスから、彼の曲である“How Sweet To Be An Idiot”に
   「♪I'm Free~」の部分のメロディが似ていると指摘され、裁判に持ち越さず、
   示談によって、クレジットはノエルとニール・イネスの共作の形で収まってる )

 現存するバンドで、ビートルズの遺伝子が最もピュアな形で伝承してるバンドは
 こいつら「オアシス」だと思ってるけど、メロディの洗練さ、歌詞の想像性、
 鼻にかかるんだけど、リアムの毒があっても伸びやかなヴォーカル、
 そして、あのストリングスの調べに、長さを感じさせない曲構成。
 名曲っていうよりは、“素晴らしい曲”と言った方が的を得てると思う。

 この曲の、一番スゴいところは、「完璧なる融合」そのもの。
 ビートルズもクラシック(特にバロック音楽)との類似点を指摘されてきたけど、
 この“Whatever”はそのビートルズとバロック音楽が完璧に融合してる。
 90年代の“All You Need Is Love”と言われている所以もここにある。
 このストリングスの調べは、近代ロック史の中で最も美しい曲だと言っていい。
  (ただ高音のミックスがイマイチなんで、少々耳障りに聴こえるとこが難点。
   ノエル、早くリマスターしてくれ!)

 ライブでは、このアレンジは再現が困難なんで、最近はセットから外されてるが、
 日本のステージでは、ノエルがよく弾き語って唄ってくれる。 (サービスかな)
 その心意気、嬉しいじゃないの。  コレが、また泣けるんだ。

 この日本盤シングルは、英国での4thシングル“Cigarettes And Alcohol”の
 カップリング2曲を特別収録した、いいとこ取り仕様。
 どの曲もクオリティが高く、アルバムから外したなんて、“余裕”すら感じさせる。
 やっぱ特筆すべきは、“I Am The Walrus”のほぼ完コピのライブ・カバー。
  (初期のオアシスは、ライブのアンコールは一切なし。 時間も約1時間。
   ラストはこれで締めるのが定番。 でも、これがクールで決まってんだ、コレ)
 でも、よくよく考えると、コレ、67年のジョンの曲なんだよね。
 あの時代に、こんな斬新でぶっ飛んだ曲を書いてたなんて・・。 恐るべし才能。

 彼らの名曲として誉れ高い“Don't Look Back In Anger”。
 この曲は、ヴォーカルをどちらが取るかで、大喧嘩となった曰く付きの曲。
 しかし結局、この曲だけは、ノエルはリアムに譲ることはなかった。

 ノエルよ、“怒れる者は、振り返らず”か・・。
 
スポンサーサイト

2009/09/06 Sun. 22:31 [edit]

Category: 90年代から00年代へ

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

TB: 0  /  CM: 2

top △

この記事に対するコメント

先日聴いたFM放送でも、
兄弟仲の悪さをコメントしていましたが、
まさか脱退騒動になるとは。

あまり、おぼえていませんが、CCRやオールマン・ブラザーズも
兄弟げんかの末の脱退じゃなかったでしょうか。
近親憎悪ってやつですか。
 それにしても、たか兄さんの情報は玄人はだしですね。
驚きます。

ミキタカ08 #- | URL | 2009/09/07 21:20 * edit *

 >ミキタカ08さん。
 いつもコメントありがとうございます。
 兄弟で同じバンドにいると、あまりうまくいかないような気がします。
 エゴや文句や不満も、言いたい放題になるわ、遠慮もないわけですし。
 それで、いい音楽が生み出せれればいいんですが・・。
 オアシスは、そんな唯一のバンドでした。  残念です。

たか兄 #- | URL | 2009/09/08 20:44 * edit *

top △

コメントの投稿

Secret

top △

トラックバック

トラックバックURL
→http://slanky.blog18.fc2.com/tb.php/139-9dda51cc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

top △

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。