スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --. --:-- [edit]

Category: スポンサー広告

TB: --  /  CM: --

top △

北欧産POP王は国境も世代も超えて。 

      GOLD (GREATEST HITS)     ABBA

         

         Dancing Queen
         Knowing Me, Knowing You
         Take a Chance on Me
         Mamma Mia
         Lay All Your Love on Me
         Super Trouper
         I Have a Dream
         Winner Takes It All
         Money, Money, Money
         S.O.S.
         Chiquitita
         Fernando
         Voulez-Vous
         Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)
         Does Your Mother Know
         One of Us
         Name of the Game
         Thank You for the Music
         Waterloo
 
 昨年末の話題に戻るんですが、毎年恒例になった「ロックの殿堂」入り
 アーチストに、ジェネシス、ジミー・クリフに、ホリーズ。
 それから、イギー・ポップ率いるストゥージズ(これは嬉しいぞ)に、
 なんと、ABBAが選ばれた。

 「ABBAが殿堂入り!?」  「ABBAって“ロック”なの?」  
 とか、きっとそう思ってる人が多いんじゃないのかなぁ・・。

 当然です。  むしろ、「やっと選ばれたか」って思うくらい。

 確かに、ABBAは“ROCK”じゃない。 “ROCKの魂”のかけらもない。

 しかし、以前どこかの記事にも書いたことがあるんだけど、
 「ROCK」という音楽は、20世紀最大のポピュラー音楽であり、
 最も巨大化、大衆化した現代音楽。 ゆえに、今世紀に入ると、
 もうジャンル区分が困難なくらい、「ROCK」はミクスチャー(混成)
 されてしまってる状態だ。 今なら、広~く言えば、ABBAも「ROCK」だ。
 だから、「ロックの殿堂」って名称より、「ポピュラー音楽の殿堂」って
 言った方が、的を得てるのが現実だろう。
 (そうすると、前に書いてた、敬遠されている“カーペンターズの殿堂入り”も
  あながち遠くないだろうなぁ・・。)

 

 母国スウェーデンで一番外貨を稼いだのは、某有名な自動車メーカー。(VOL・・)
 そして、2番目に外貨を稼いだのは、この「ABBA」だろう。
 そう一国の経済をも支えたグループなのだ。
 そして何よりも、ABBAの世界は、我々音楽ファンにとっては、“永遠の青春”だ。

 上の写真から順に、
 アグネッタ、ビョルン(g)、アニー・フリード(フリーダ)、ベニー(key)の4人。
 72年にビョルン&ベニーの2人にアグネッタとフリーダが加わって、4人組でデビュー。
 初めは4人の名前を羅列したグループ名だったが、長ったらしいんで、イニシャルを
 とって、「ABBA」に。 最初の「B」が反転してるのは、当時それぞれ2人が結婚して
 (現在は既に離婚してるが)、互いに向き合う姿を表した意味と、もう一つは、
 スウェーデンには、「ABBA」という缶詰のメーカーが既に実在していたので、
 問題にならない為に、「B」を反転させたという説があるらしい。

 アグネッタは、素晴らしい美声と美貌を兼ね備えた、言わずと知れたABBAの
 リード・ボーカリスト。 裏声など一切使わずに、さらりと数オクターブを歌いあげる
 実力と汚れを知らない自然体の歌声というか、ナチュラルさと情感豊かな歌いっぷり
 は、他に類を見ない。 まず聞き間違えようのない、特徴ある声質も素晴らしい。

 それに、ノルウェー人で古典民謡のルーツを持ちやジャズ・バンドのシンガーだった
 多彩な経験を持つフリーダも、やや低音が魅力の非常に個性的な声質の持ち主。
 ベニーは、「ABBAサウンドってものがあるならば、それはあの2人の声そのものだ。」
 というように、この天才的2人の女性ヴォーカリストが、偶然の出会いによって生まれた
 ポピュラー音楽史の奇跡の賜物が「ABBA」なのだ。

 そして、ABBAのすべての楽曲を手掛けているのが、ビョルン&ベニーの男性コンビ。
 ポピュラー音楽史の中では、名ソングライター・コンビが数多く誕生しているが、
 (レノン/マッカートニーを筆頭に、ジャガー/リチャード、ゴフィン/キング、
  バート・バカラック&ハル・デイヴィッド、エルトン・ジョン/バーニー・トーピン
  など)
 このビョルン&ベニーも、これらの名ソングライター・コンビに恥じない名コンビだ。
 それ以上に、そうしたコンビも音楽的な方向性の転換や、友情の亀裂などでコンビを
 解消したるするケースが多い。 だが、このビヨルンとベニーがユニークなのは、
 66年に出会って以来現在まで、その音楽的パートナーシップを継続し続けているという
 点だ。 それは、まるで終わる事のない永遠の友情で結ばれているのだ。

 ABBAは、音楽完全主義者。 特にビョルン&ベニーは、熱心な音楽オタクだ。
 時間をかけて緻密で計算されたクリアなポップ・サウンドを創り上げた功績は、
 素晴らしい。 ほんとに良く出来てるんですよ、ABBAの曲って。

 しかし、ビョルンが「僕たちは音楽性よりもイメージで避難されてきた」と嘆く
 ように、ABBAは、批評家達から不当に酷評され続けてきた。
 (ロックの殿堂入りに、かなり前から候補に挙がっていたにも関わらず、
  落選し続けていたのもそうだ。)

 そんな理由からなのか、
 ABBAを、音楽的見地から語られることがあまりないような気がするんですよ。

 その一方では、ABBAへの賛辞を贈る声は絶大なものがあり、世界中の偉大なる
 アーチスト達から愛されるのも、「ABBA」であった。
 私の知る限り挙げていくと・・。
 ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ライドン(SEX PISTOLS)、
 エルヴィス・コステロ、ブルース・スプリングスティーン、リッチー・ブラックモア、
 フランク・ザッパ(!)、マイク・ラヴにブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)
 オリヴィア・ニュートン・ジョン、カイリー・ミノーグ、ジーン・シモンズ(KISS)
 ビョーク、イレイジャー、エイス・オブ・ベイス、ノエル・ギャラガー(元オアシス)
 そして、世界で最も有名なABBAマニアである女王マドンナなどなど・・。

 このジャンルや国境を越えて、多彩で幅広いアーチストに支持され、愛されてるABBA。
 既に、こんな多くのロックの殿堂入りしている偉大なアーチスト達にも尊敬されてる
 わけです。 殿堂入りなんか、当然なのだ。

 また、92年にイレイジャーが「ABBA-ESQUE」なるABBAのカバー・アルバムを発表
 して、イギリスで大ヒットした辺りから、ABBAが再評価されだし、このベスト盤も
 好セールスを記録し、ABBAリバイバル・ブームが巻き起こる。 しかし、世界中の
 大衆が望んでも、一向に“出てこない”んで、カバー・アルバムがたくさん作られ、
 いろんなそっくりさんやカバー・バンド、いや、究極の“なりきり”バンドが、
 大ウケしてるのも、(「ABBA GOLD」たるバンドが、世界ツアーで大成功)
 うなずけるし、ABBAの大ヒット曲27曲をフィーチャーした、99年にロンドンで
 オープンした「MAMMA MIA」っていうミュージカルも凄くて、(日本でも大人気) 
 空前のロングランを記録。 メリル・ストリーブ主演で映画化もされた。

 というように、この当時、英語圏以外のアーチストが、世界で大成功を収めたのは
 極めて稀なことで(あったしても、一発屋で終わってしまう)、ロック・ポップス
 界の世界地図を塗り替えたのも、ABBAだったといっていい。

 「ロック・ポップスは、世界の共通語てある」ということを、ABBAは証明したのだ。

 え~い! 控えい! 控えい! ABBAはエラいのだ。  

 

 まず私なりに、ABBAの音楽性について書かせてもらうと・・。

 ABBAは北欧出身なだけに、初めは黒っぽさは全然ない。 ところが、
 ヒット曲が出て、アルバムも作られるごとに、他の音楽要素を貪欲に取り入れ、
 R&Bやロックンロールなんかの黒っぽい要素も吸収し、勉強して、かつ当時の
 先端だったディスコ・サウンドにも挑んで、分かりやすくて、誰にでも愛される
 独自のサウンドを構築。 北欧流のマイナーコードをうまくメロディラインに
 組み込んで、しかもセンスと洗練さと、「決め」のサビが光る名曲をたくさん
 作り上げたわけだし、この後に出てくるユーロ系キャンディ・ポップの
 先駆的役割を果たし、デジタル・ビート主体の機械的ダンス・ポップビート
 (ユーロビート)も、ABBAからインスパイアされたビートだ。
 
 それと、ABBAがエラいのは、その“ブランド”堅持力だ。
 こんなに、ロック・ポップス界に功績があるのに、「安売り」しないのだ。
 81年に突如解散して以降、この4人がステージに立つことは、現在に至ってもない。
 60年代以降の偉大なる功績のあったバンドが、一度きりでも大体再結成してる事実
 からすると、やってないのは、ABBAくらいじゃないのかな。

 それに、ABBAは、他のアーチストに絶対にサンプリングの許可をしないことも、
 ブランドを大切にしてる証拠で、承諾を得るのは至難の業なのだ。

( しかし、あの女王マドンナがビョルン&ベニーに直々に使者を送り、デモCDと
  熱いメッセージを書いた手紙を渡し、どれだけABBAを敬愛しているかを伝えた
  そうだ。 それでも、すぐにはOKはもらえなかったそうだが、やはり女王様は
  別格だったようで、あの“ピンクのレオタード”が強烈な“Hung Up”で、
  “Gimme! Gimme! Gimme!”のイントロ部分が、特別にサンプリング使用された。
  ベニーは、こう述べてる。
 「僕たちの曲を使いたいっていうリクエストはものすごく多い。でも、
  大体は“No”って言ってるんだ。 許可したのはこれで2度目だよ。
  今回“Yes”って言ったのは、僕たちもマドンナを崇拝してるからなんだ。
  彼女にはガッツがあるし、21年もの間、一線で活躍してきた。
  悪いものになるわけがない。もし良くなければ、OKしないよ。 
  いいトラックだ。」                            )
  
      

 ABBAの代表曲と言えば、皆さん、あの“Dancing Queen”を挙げるでしょうが、
 単なる「あ~懐かしい~」っていう想い出だけで終わってません?
 いけませんよ、それじゃ。
 英米を含む13か国でNO.1に輝く、この70年代を代表する永遠のポップ・クラシックを
 しっかり評価しなきゃいけません。

 いきなり「♪You Can Dance~」からのサビから突入するアグネッタとフリーダの
 圧倒的なハイピッチ・ボーカルで、ガッチリとリスナーの心を鷲掴みする展開が見事。
 高揚感みなぎる煌びやかなサウンドといい、絶妙な間でのベニーのピアノのアクセント
 といい、計算し尽くされた完璧な演奏といい、これぞ、神業的の職人技。

 初め、この曲のレコーディングは75年8月に始まってたんだけど、途中中断を挟んで、
 12月初めまでかかって完成してる。(1曲にこれだけ時間かけてるんですよ、ABBAは)
 76年3月にシングル発売する予定だったらしいんだけど、マネージャーの判断で先送り
 にして、代わりに、“Fernando”をリリースした。

 デモの段階では。タイトルは“Boogaloo(ブーガルー)”。
 ただこの段階では、ビョルンもベニーも全然満足した出来じゃなかったらしく、
 2人は当時世界的なブームとなりつつあったディスコ・ミュージックの要素を取り込もう
 と考えていたものの、どうもリズム感覚が上手く掴めなかった。
 そこで、彼らはマイアミ・ソウル歌手のジョージ・マクレーの大ヒット曲である
 “Rock Your Baby”をヒントに、リズムのベースを作り、なんと、
 あのドクター・ジョンのアルバム「GUMBO」(“Iko Iko”収録の)を参考にして
 複雑なドラム・パターンを練り上げて、あの“Dancing Queen”が完成してるんです。
 「僕らの国には存在しないリズムだったから苦労したよ」と後に、ビヨルンが
 語っていますが、そうしたハンデを全く感じさせない、実に完成度の高い曲だ。

 ABBAはディスコ・サウンドの代表格と言われてるけど、それは、間違ってる。
 ABBAが本格的にディスコ・サウンドにトライしたのは、79年のアルバム
 「VOULEZ‐VOUS(ヴーレ・ヴー)」だけ。 原型になったのは、この曲だけど、
 やっぱ今聴くと、ディスコにしてはスローすぎる。 しかし、なぜかフロアが
 閑散としたところに、この曲がかかると、一気に盛り上がる“マジック”を持つ
 この曲のイメージが、あまりにも強烈なんだろう。

 この“Dancing Queen”1曲だけで、こんなに書いてしまったんで、
 他の曲のことが書けなくなったけど、どの曲も、実に緻密で良質なポップ・ソングの
 結晶がここにある。 (日本じゃ、コンパクトにまとめた、いい独自企画盤が出てる
 けど、この続編の「MORE GOLD」と合わせれば、ほぼABBAの魅力が堪能できる。)

 今年3月15日ニューヨークで、ロックの殿堂授賞式が行われる。
 果たして、ABBAは“4人”で姿を現すのか、いや、パフォーマンスはあるのか・・?
 注目したいとこだ。
スポンサーサイト

2010/01/10 Sun. 10:54 [edit]

Category: 70年代ROCK、POPS

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

TB: 1  /  CM: 8

top △

この記事に対するコメント

No title

はは~、水戸の黄門さま。
おそれいりました。

あのアバ様、(正式なロゴを用意できず失礼をば。
Bの反対文字を私の技術では書けないものですから)。
が、
ロックの殿堂入りなされたとは知りませんでした。

いささか驚きをかくせませんが、嬉しいことでございまする。

さらに、スエーデンの外貨獲得率、ヴォルヴォに続いて
第2位だったとは。
知りませんでした。無知をお許しください。

みどもも再度レコード欄を探索し、
アバ様のレコードを
聴き直し、その優秀性を再確認する所存でございます。

ミキタカ08 #- | URL | 2010/01/10 12:44 * edit *

とうとう

ABBAの登場ですね
私も大好きです。まだ見ぬ大物とは彼らの事!
無理でしょうが来たら是非にでも観たい。

昨年の映画「マンマ・ミーア」も最高でした。
男性だけで出した「木枯らしの少女」からして
最高のメロだと思います。

このベスト盤、スペイン語でも出てますがスンナリ聴けちゃいますよ。

ジュンビキ #- | URL | 2010/01/10 18:05 * edit *

>ミキタカ08さん。
 ABBA様への、ご丁寧なお言葉ありがとうございます。
 私も、彼らの殿堂入りは、とても嬉しいニュースです。
 いったい、4人で式に登場するのか、いやいや・・。
 たぶん、ない確率の方が高いでしょうけど、わずかな
 可能性でも期待しているとこです。

たか兄 #- | URL | 2010/01/10 21:23 * edit *

 >ジュンビキさん。
 いつもありがとうございます!
 ジュンビキさんも、ABBAマニアですか!
 ハードなROCKを聴いてる諸氏もABBAが好きな人が、けっこう
 多いんですよねぇ。 彼らの音楽は、ジャンルを超えて
 素晴らしいことが理解できます。 フォーク・ポップだった
 ビョルン&ベニー時代からのファンとのことで、これは
 筋金入りですね。 確か、彼らは5か国語で歌ってた記憶が
 あります。 おっしゃる通り、どれも全然抵抗なく聴いててました。
 ABBAの世界基準の凄さが分かります。
 

たか兄 #- | URL | 2010/01/10 21:35 * edit *

No title

アバのベスト盤は3枚所有しているワタシでありますが、最初に入手したのはやはりこの「ゴールド」でしたね。

「悲しきフェルナンド」以来彼らの歌声に浸ってきましたが、今でも色あせる事は全くありません☆

ぶるじん #- | URL | 2010/01/10 22:28 * edit *

 >ぶるじんさん。
 アグネッタとフリーダの素晴らしい歌声は、ABBA最大の魅力です。
 アップテンポの曲もいいんですが、“Fernando ”のような美しい
 ハーモニーも聴かせてくれますね。
 私は、アグネッタの独壇場の“The Winner Takes It All ”が
 大好きで、彼女の歌の上手さを堪能できます。

たか兄 #- | URL | 2010/01/11 22:00 * edit *

No title

こんばんは^^
あら・・・?アバってそうだったんですか^^;
ロックの殿堂入り果たしたんですね。
"Dancing Queen"いいですねー。おしゃれな曲ですよね。
"Felnando"、邦題が「悲しきフェルナンド」なんですよね。数年前、ラジオで「悲しき○○特集」っていうのをやってて、それで知ったんですよ。この曲もいいですよね。

saya #Pe0og0Jg | URL | 2010/02/09 22:48 * edit *

No title

>sayaさん。
 こんばんは。 コメントありがとうございます。
 本文でも書きましたが、ABBAのロックの殿堂入りは、
 意外に思われる方が多いでしょうが、いやいやいや・・。
 私は、むしろ遅いくらいに思ってますよ。
 音楽業界に多大な影響を与えてる彼らですから、当然。
 3月の授賞式に、どんな姿で現れるのか楽しみです。
 

たか兄 #- | URL | 2010/02/11 00:07 * edit *

top △

コメントの投稿

Secret

top △

トラックバック

トラックバックURL
→http://slanky.blog18.fc2.com/tb.php/158-159bba3c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ABBA gold greatest

mangrove ABBA GOLD コンサート ABBA GOLDコンサート 日本公演に行って来ました!! 仕事で遅れ、後半しか見ることが出来ませんでしたが、コンサートは素晴らしかったです!! 途中参加なのがほんとうに悔やまれます。 マンマでおなじみのナンバーは、さすがにヒット曲の

フジテレビ GOLD 天海祐希 最新情報 | 2010/07/06 10:48

top △

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。