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そして彼らは大横綱になった。 

       KAMAKURA    サザンオールスターズ

           amazonへ


           ディスク:1
          Computer Children
          真昼の情景(このせまい野原いっぱい)
          古戦場で濡れん坊は昭和のHero
          愛する女性(ひと)とのすれ違い
          死体置場でロマンスを
          欲しくて欲しくてたまらない
          Happy Birthday
          Melody(メロディ)
          吉田拓郎の唄
          鎌倉物語

           ディスク:2
          顔
          Bye Bye My Love (U are the one)
          Brown Cherry
          Please!
          星空のビリー・ホリディ
          最後の日射病
          夕陽に別れを告げて ~メリーゴーランド
          怪物君の空
          Long-haired Lady
          悲しみはメリーゴーランド

 1985年、サザンがシーンに送り込んだ問題作。
 未だに、彼らの最高傑作であると誉れ高い、このアルバムを
 “サザンのホワイト・アルバム”と言う人も少なくない。
 (私は、そう思わないんだけど)
 ビートルズを敬愛してやまない桑田さんだけに、“狙った”
 わけじゃないと思うけど。

 この頃の桑田さんの才気は、とどまることを知らず、曲も次々に
 生まれるし、溢れ出るアイデアとイマジネーションで、
 とても、一枚のヴォリュームでは、収まりきれなかったのだろう。

 サザンの音が大きく変わったのは、1983年発表の「綺麗」から。
 アナログからデジタルへの移行が急速に進み始め、
 日本の歌謡シーンも、変化を余儀無くされた。 
 流行には逆らえないのが、日本の“性”。
 サザンもデジタル化の波を受ける。
 しかし、彼らは、そのテクノロジーの可能性を、うまく利用して
 “やりたい放題”表現している。
 「綺麗」で、初アプローチに成功し、
 次作「人気者で行こう」で、格闘の末に、サザン流テクノを確立。
 それが、「KAMAKURA」で極致を極めるのだ。
 
 「俺たちの最高傑作を作り上げよう」
 桑田さんは、そう意気込んで、このアルバムに取り組んだそうだ。
 モチベーション向上。 限界へのチャレンジ。
 その姿勢がレコーディングに1800時間も必要だったのだろう。

 アルバムに先行して発表されたシングル“Bye Bye My Love”
 は、shi-shonenをゲストに迎え、今までのサザンの音から脱却。
 当時、桑田さんのオールナイト・ニッポンで初オンエアされた時の
 衝撃たるや、あまりのかっこよさに鳥肌がたった。 
 眠気が一気に吹っ飛んで、逆に興奮して眠れなかった記憶がある。
 曲の完成度、アレンジすべてにおいて、№1。
 文句なく、サザン史上最高のシングルだ。

 二枚組で全20曲。 まさに、サザン・デジタルの集大成。
 ファミコン世代の子供を痛烈に批判した“Computer Children”
 から、いきなり、初期段階のサンプリングやスクラッチ等を、
 惜しみなく使用して、度肝を抜かせられる。 
 ノッケから大実験作からの幕開けである。

 “真昼の情景”でのアフリカン・リズムの導入。
 “古戦場で濡れん坊は昭和のHERO”の目くるめく変拍子の嵐。
 “鎌倉物語”はメルヘンチックな湘南ソング、
 “夕陽に背を向けて”は、懐かしの高校賛歌。
 倦怠期の恋愛を歌った名曲“愛する女性とのすれ違い”
 など、書き出したらキリがない。

 そして、あのフォークの大御所を、メッタ斬りにして、引導を渡した
 “吉田拓郎の唄”は、桑田さんなりの愛情の裏返しなんだろう。
 (2003年のツアーでは、励ましの詩に変えて披露している。)

 このアルバムの登場によって、日本の歌謡シーンは大きく変わった。
 歌謡曲から、J-POPへ主導権が移って行くのだ。
 そして、サザンは横綱になった。 いや、大横綱だ。
 それは、20年たった今に至っても、彼らを倒す者は誰もいない。

 「KAMAKURA」から20年。 彼らは再び二枚組を発表する。
 いよいよ、カウントダウンが始まった。
  
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2005/10/01 Sat. 23:25 [edit]

Category: サザンオールスターズ

Thread:邦楽CDレビュー  Janre:音楽

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