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同窓会は弾き倒しの十字路で。 

  ROYAL ALBERT HALL May2-3-5-6 2005    CREAM

        amazonへ


     <DISC 1>
    I'm So Glad (アイム・ソー・グラッド)
    Spoonful (スプーンフル)
    Outside Woman Blues (アウトサイド・ウーマン・ブルース)
    Pressed Rat And Warthog (鼠といのしし)
    Sleepy Time (スリーピー・タイム)
    N.S.U. (N.S.U.)
    Badge (バッジ)
    Politician (政治家)
    Sweet Wine (スウィート・ワイン)
    Rollin' And Tumblin' (ローリン・アンド・タンブリン)
    Stormy Monday (ストーミー・マンデイ)
    Deserted Cities Of The Heart (荒れ果てた街)

     <DISC 2>
    Born Under A Bad Sign (悪い星の下に)
    We’re Going Wrong (間違いそうだ)
    Crossroads (クロスロード)
    White Room (ホワイト・ルーム)
    Toad (いやな奴)
    Sunshine Of Your Love (サンシャイン・ラブ)
     <Bonus Track>
    Sleepy Time (Alternate)


 少々遅れましたが、この世紀の大同窓会をレビューしなくては。
 基本的に同窓会ってのは、盛り上がるものだ。
 ましてや、37年振りっていったら、なお更のことでしょう。
 (93年に、殿堂入りした際の受賞式で一度演奏してるけど)

 幹事はクラプトン。 日時は2005年5月2、3、5、6日の4日間。
 場所は、ロンドンはロイヤル・アルバート・ホール。
 そう、68年11月26日に解散ライブをしたこの場所だ。
 (後に、クラプトンの聖地となったのもここだ)

 前もって言っときます。
 CREAMは、クラプトンのバンドではありません。

 もともと、CREAMというバンドは、ジョン・メイオールと
 ブルースメイカーズのギタリストだったクラプトンに、
 セッションで参加したジンジャー・ベイカー(ds)が、
 「一緒にバンドやろうぜ」と誘ったところ、
 「ジャック・ブルースがベースならいいよ」との返事で、
 ジャズ畑出身でクラシックの知識もあるベースの名手が加わり、
 誕生した、最強の3ピース・バンドだ。

 スゴ腕の3人が、己のプライドをかけて、まるで、喧嘩のごとく、
 ステージ上で、アドリブ連発のプレイを繰り広げる。
 これが、CREAMの醍醐味であった。
 それゆえに、個が強いから、方向性が異なってくるのが当然だし、
 不満もたまる。
 だから、もつわきゃない。 たった2年で解散してしまうのだ。
 (逆にある意味、バンドというのは、強烈なリーダーがいた方が、
  保たれるものなのかも)

 ロックとは、ブルースとジャズが、偶発的に融合した音楽。
 CREAMが、儚くも伝説のバンドたる理由は、
 各メンバーの持つブルース、ジャズ、クラシック、R&Bなどの要素を
 取り入れ、ロックの基本を作ったことだ。

 今回の再結成のイニシアティブは、クラプトンがとっている以上、
 どうしても、クラプトンにスポットが当たってしまうんだけど、
 ここまで、弾いて弾いて弾き倒すクラプトンも、最近にはないこと。
 今回は、彼が手綱を持って引っ張ることで、今までの奔放さが薄れる反面、
 コンパクトにまとめ上げて、解かりやすいプレイにしている。
 “CREAM”をあまり意識せず、現在型クラプトンに徹したか。

 ジャックは、病み上がりだけに、正直、心配でした。
 ところがどっこい、頑張ってるんですよ。 意地っぱりなんだろなぁ。
 声も出てるし、あの独創的なベース・ラインは、さすがです。
 当時、クラプトンを喰ってしまうくらいの唸りはなくなっても、
 円熟味の増したプレイを聴かせてくれる。
 (もう少しベースの録音レベルをUPしてほしかったけど)

 “ロック界のアート・ブレイキー”ジンジャーは、
 最近、スウィングばっかやってたのか、ロックを叩くには、
 ちょっと、もたつき気味かな。 しかし、“いやな奴”での独奏は見事だし、
 “ストーミー・マンデー”の拍数もブルースとは異なり、
 ジャズのタイミングで刻むとこが面白い。

 “バッジ”や“サンシャイン・ラブ”なんかは、ここ最近のクラプトンの
 ライブで、ネーザン・イースト(bs)とスティーブ・ガット(ds)の
 正確でタイトなビートに慣れてしまっていたが、
 “本家”がやると、どうして独特なグルーヴが生まれるのだろうか。

 “アイ・フィール・フリー”や“ストレンジ・ブルー”など、
 ポピュラーなところも聴きたかったけど、ちょっと難しかったかな。
 でも、60歳を過ぎて、自分が20歳そこそこにやってた曲を、
 ここまで、ちゃんとプレイできるってのは、これこそ驚異だ。
  
 秘かに、来日も期待したけど、
 10月末にニューヨークで3日間公演をやって、お開きとなってしまった。 
 再結成の理由が、噂じゃ肝臓移植をしたジャックの体調がやばくて、
 「今できるうちに・・」とのことだが、
 この際理由など、どうでもいい。
 僅かでも、ロックの伝説が甦った事実だけでも、十分ではないか。
 
 もう二度と集うことのない同窓会。
 それこそ、CREAMらしいではないか。
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2005/11/11 Fri. 10:25 [edit]

Category: エリック・クラプトン

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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この記事に対するコメント

「うんうん」と頷きながらコメントを拝見しました♪

こちらからもTBさせていただきます。
どうぞよろしく!

Ocean #SKlGAI62 | URL | 2005/11/19 21:12 * edit *

こんばんわ。お邪魔致します。このDVDは見ました。クリームは
リアル・タイムで聴いていた訳ではありませんでしたが、この映像
には本当に感激しました。病み上がりとは思えないジャック・ブル
ースの演奏が予想以上に出来がよいのにもびっくりしましたね。
「ああやっぱり、シカゴ・ブルースを聴いて育った1940年代生まれの
連中は流石に違うなあ」と心底思いました。

Cotttonwoodhill #- | URL | 2005/11/21 21:40 * edit *

どうもです。

 > Cotttonwoodhill さん
 コメントありがとうございます。
 実はまだDVD版は、お恥ずかしくも、観ておりません・・。
 やっぱ音源だけでは、我慢できないっすね。
 ジャックの出来が心配だったんで、早くその勇姿を観たく思います。

たか兄 #- | URL | 2005/11/22 21:12 * edit *

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Cream / 【DVD】 Royal Albert Hall London May 2-3-5-6 2005

クリーム 『リユニオン・ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール 2005』今まで途切れ途切れに見ていたのですが、やっと通しで2回繰り返し見ることができました。ジャッ

There's One In Every Crowd | 2005/11/19 21:10

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