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果て無き想いはアメリカへ。 

        THE UNFORGETTABLE FIRE     U2
          
                  amazonへ

            A Sort Of Homecoming (ソート・オブ・ホームカミング)
            Pride (In The Name Of Love) (プライド)
            Wire (ワイアー)
            The Unforgettable Fire (焔 ほのお )
            Promenade (プロムナード)
            4th Of July (7月4日)
            Bad (バッド)
            Indian Summer Sky (インディアン・サマー・スカイ)
            Elvis Presley And America (プレスリーとアメリカ)
            MLK (MLK~マーティン・ルーサー・キング牧師に捧ぐ)

 新年に入っても、寒い日が続きます。
 記録的大雪で、ダメージを被っている方も多いかと。 (お察し致します)
 こんな時最も聴きたくなるのが、初期から中期のU2だ。

 アイルランドはダブリン出身の若きの4人組。
 ディレイを駆使して、ハードなのに冷血でクールにカットするエッジ(g)と、
 熱く激しいメッセージを、世界に向けて訴え叫ぶボノ(vo)を中心に、
 初期から中期のU2は、冷たく、激しく、そしてとてつもなく熱い奴らだった。

 「焔(ほのお)」というタイトル。
 “炎”と“焔”との違いって何? (なんかのクイズ番組みたいやな)
 調べてみた。
 炎 (火の燃焼する様子、形状。 火の先。)
 焔 (怒り、憎しみ、憤りの情を表す)      とあった。 
 なるほど。 いい邦題だ。
 彼らを、漢字一文字で表すとしたら、実に的を得ている。
 
 「THE UNFORGGETABLE FIRE」を直訳すると、
 「忘れられぬ炎(焔)」となるが・・、
 83年6月デンバーでの野外ライブ終了後、そのステージセットを、
 シカゴの平和記念館に寄付したそうだ。 そして訪れた際に、
 展示されていた広島と長崎の原爆の絵画を見て、大きく心を揺れ動かされ、
 それが曲となり、アルバムのタイトルにもなった。

 また、その記念館には、黒人の公民権運動の指導者でもあり、
 ベトナム戦争にも強く反対し活動を起こし、暗殺されてしまった
 マーティン・ルーサー・キング牧師をも称えていた。
 ここでの体験が、このアルバムの“核”となって、聴く者に強く訴える。

 幻想的なジャケットは、アイルランドにあるスローン城にて撮影。
 そして、ここにスタジオを設備してレコーディングされた。
 プロデュースは、ブライアン・イーノと彼の右腕のダニエル・ラノワ。
 「WAR」で確立した“冷”と“熱”を両立させたアイリッシュ魂を残しつつ、
 成熟した繊細さと、空間を使った世界観をプラスすることに成功し、
 彼らの起用は、来たる90年代へ、大きく影響することになる。

 初期なら、ハードなカッティングで斬り込んでいたであろう、
 “ソート・オブ・ホームカミング”も、イーノの創り出す意匠によって、
 リズム感に余裕が加わり、心地よいビートに変化している。

 キーワードは、“アメリカ(USA)”。
 それは、地域から世界への脱却でもあった。
 ロックンロールが誕生した国。 その象徴であるプレスリーについて歌ったり、
 インディアンの風景を描いたり、深刻な麻薬問題を説いた“Bad”、
 “愛という名の下”にキング牧師を賛辞する“プライド”、“MLK”と、
 彼らの目は、自国(アイルランド)からアメリカに向けられることになる。

 その世界観は、次作「ヨシュア・トゥリー」で頂点を極め、ライブ、セールス共に、
 “制覇”して、アメリカ文化、ルーツ巡礼(「魂の叫び」)へと旅立っていった。

 彼らの永遠のテーマは、“愛と平和”。
 その姿勢は、時代を経て、どんどん姿を変化しつつも、
 存在感も影響力も、ますます巨大化していき、
 今もなお、平和を世界に叫ぶ象徴たるバンドとして君臨する。
 
 バンド名を、アメリカの軍事爆撃機から取ったらしいが、
 (You Too(君も)と引っ掛けたとも・・)
 だとしたら、痛烈すぎるよなぁ。 
 戦争の兵器をバンド名にして、反戦、平和を叫ぶんだから。
 ひょっとしたら、将来ボノは、ノーベル平和賞もらってしまうかも・・。
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2006/01/06 Fri. 15:57 [edit]

Category: U2

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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この記事に対するコメント

出たぁ~「焔」!!

数あるU2のアルバムの中でも、一番大好きなのがこの作品であります!
LP(!)で所有していたため現在は手元に音源がまるでないのですが、このように取り上げていただくとやっぱCDが欲しくなりますね。(^^)

ああ・・・「プライド」のギターとドラムスが頭に響いてまいりましたよ!?
ちょいと各ネットショップをうろついて参ります。

ぶるじん #- | URL | 2006/01/06 22:15 * edit *

一言申すと・・。

 確かに、私もよく聴いたアルバムなんだけど、
 B面から、イーノが意匠空間に凝り過ぎてしまって、
 単調な流れになってしまったのが、少し残念かな。(眠くなってしまったことも。)
 “Pride”や“Wire”のような、ハード・カッティングな曲を一つくらい入れとくと、
 「ヨシュア・トゥリー」を凌ぐアルバムになったのにと。
 どの作品もクォリティが高いんで、一枚には選べないんですが、
 私は、「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド」、「焔」、「WAR」
 この3枚ですね。

たか兄 #- | URL | 2006/01/07 19:44 * edit *

このアルバムは私が初めて購入したU2のアルバムでもありました。イーノの名前につられて購入したんですけれども。

Cottonwoodhill #- | URL | 2006/01/16 22:11 * edit *

イーノとの関係は・・。

 私は逆に最初「U2とイーノって・・いいの?」って感じでした。
 ピンとこなかったのかな。 荒削りなとこが削られるようで。
 でも、今にしたら大成功わけだし、今のU2があるのはイーノがいたからこそ、
 という人もいるくらいですからね。
 まぁ、好みの問題っていえば、それまでなんですけど・・。

たか兄 #- | URL | 2006/01/18 20:42 * edit *

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The Unforgettable Fire

U2来日間近ということでU2の作品を取り上げていこうと思っていたんだけどずるずると延期が続いちゃったよ。  今回はU2、4枚目のアルバム焔1984/10プロデューサー:ブライアンイーノ&ダニエルラノワ今までの3枚のアルバムから大きく方向性....

音楽業界をぶっ飛ばせ!! | 2006/02/02 00:45

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