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ロックの巨神、衝撃の船出。 

       LED ZEPPELIN          LED ZEPPELIN
           
           <amazonへ


      Good Times Bad Times (グッド・タイムス・バッド・タイムス)
      Baby I'm Gonna Leave You (ゴナ・リーヴ・ユー)
      You Shook Me (ユー・シュック・ミー)
      Dazed And Confused (幻惑されて)
      Your Times Is Gonna Come (時が来たりて)
      Black Mountain Side (ブラック・マウンテン・サイド)
      Communication Breakdown (コミュニケイション・ブレイクダウン)
      I Can't Quit You Baby (君から離れられない)
      How Many More Times (ハウ・メニー・モア・タイムス)

 そろそろ、書いてもいいかな・・。
 思い入れが強すぎるばかり、あえて触れてこなかったんだけど。
 輝かしいロックの未来の扉を開けたこの大傑作こそ、
 新年第一弾に、これほど相応しいものはなかろう。

 ジミー・ペイジが、こう語っていたそうだ。
 「このファーストこそ、ツェッペリンの全てが詰まっている。
  後はこれを、どのように発展させていくかだけだった。  」

 ロックの歴史は、偶然と必然を繰り返しながら、数々の奇跡を生み出してきた。
 長男(クラプトン)が去り、次男(ベック)も、可能性を求めて離れていき、
 問題を抱えたまま、崩壊寸前のヤードバーズを支えた三男坊ジミー・ペイジ。
 彼がライブやスタジオワークで、温めてきたアイデアやヴィジョンは、
 当時のヤードバーズの土壌では、培うことができなかった。

 どんどんメンバーが脱退するのが転じて、ロバート・プラント(vo)が参加し、
 彼の推薦で、ジョン・ボーナム(ds)を口説き落とし、旧友である、
 テクニシャンのジョン・ポール・ジョーンズ(b)を迎え入れて、
 “ニュー・ヤードバーズ”は誕生した。
 偶然の産物なのか、はたまた運命なのか。
 ペイジの構想を具現化するには、この4人なくして有り得なかった。
 やがて彼らは、“鉛のツェッペリン号”という飛行船を名乗り、
 それは、衝撃の船出でもあった。

 完成まで、わずか30時間。
 ペイジのプロデュース、エンジニアは、あのグリン・ジョンズ。
 既に、細部まで練り上げた上とはいえ、驚異的な時間だ。
 いかに、高いテンションと集中力の中でのレコーディングだったかが想像できる。

 私にとって、「Ⅰ」は、“グッド・タイムス・バッド・タイムス”に尽きる。
 ペイジの強烈すぎる多重録音(ユニゾンなのに!)によるリフと、
 溜めに溜め込んだパワーを一気に爆発させるギター・ソロを、
 ジョーンジーのブレイクを巧みに使ったベース・ラインと、
 ボンゾのパワフルで迫力満点のドラミングで支えて、
 自由奔放に情感をコントロールしつつシャウトするプラント。
 この2’47”で、ロックの未来は約束されたようなものだ。

 この「Ⅰ」は、“ユー・シュック・ミー”や“君から離れられない”など、
 ブルース色が濃いアルバムだと言われている。
 ただ興味深いのは、ブルースに対するアプローチが、全く異質であるという点だ。
 基本は、モダン・ブルース(シカゴ系)なんだけど、黒人に対する情景の念から、
 なぞる(パクる)わけでなく、あくまでも、フィーリングを拝借する素材でしか、
 とらえていないことだ。(しかし、見事にモノにしてしまってる)
 イコール、己(ペイジ)のヘヴィーネスを探求するいい材料でありヒントでもあった。

 だから、クラプトンやストーンズのように、ルーツを深く追求していく姿勢を、
 彼らから感じ取ることができない。
 また、“ゴナ・リーヴ・ユー”にあるような、トラッド・フォークに対する解釈も、
 中間部からエレクトリックに料理して、全く別の代物にしてしまっているし、
 “ブラック・マウンテン・サイド”は、アコースティックにタブラのような、
 インド系ワールド・ミュージックのスパイスを加えて、
 後のエスニックと融合しようとする指標が、既に伺える。

 ZEPの初期というと、HR/HMの元祖として引き合いに出される場合が多いが、
 断じて違う。  そんなもんじゃねぇ。
 このように、ロックの可能性を無限大にまで拡げて、
 多大なる遺産を残した巨神であるのだ。

 冒頭のペイジの言葉通り、そのプロトタイプが「Ⅰ」にある。
 それは、偶然が必然に変わった奇跡であり、ロックの歴史で、
 実り多く、激動の70年代への離陸でもあった。
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2006/01/02 Mon. 22:08 [edit]

Category: レッド・ツェッペリン

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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この記事に対するコメント

「Good Times Bad Times/Communication Breakdown」のシングルは私が初めて購入したツェッペリン関連のアイテムでした。多分1975年位だったと記憶しています。

Cottonwoodhill #- | URL | 2006/01/03 00:37 * edit *

ファーストはしばらく聴かずにいたのですが、ある日 喫茶店のスピーカーから Good Times Bad Times が流れてきて … いや~ ほんとに衝撃でした。
その足でショップへ行き購入したことは言うまでもありません。

ocean #SKlGAI62 | URL | 2006/01/03 01:52 * edit *

同じく

思い入れが深すぎて書かなかったんですが、今日書いてみました。そしたらたか兄さんも同じコト書いてて驚きました(笑)。やっぱね、最高すぎます!

フレ@ロック好きの行き着く先は… #- | URL | 2006/01/03 23:33 * edit *

ZEPやっぱ、すげぇ~や。

 >Cottonwoodhillさん
 そのシングルって、日本盤ですか?(グラモフォン盤!)
 7インチ好きな私にとっては、憧れのアイテムですよ。
 音もアナログ独特の深みがあって、持ってるだけでも価値があります。
 今だったら、どれだけするんでしょ。

 >Oceanさん
 ノッケのリフでノックアウトの私には、
 ほんとは、あれこれ言うことないんですけど。
 マジで凄い曲でしたよね。 

 >フレさん
 年初から、思いっきりカブってしまいましたね(笑)。
 フレさんの熱いZEPへの想い、私も激しく同意します!
 ZEPは、全作品レヴュー目指してますんで、
 その時は、またよろしくです。
 

たか兄 #- | URL | 2006/01/04 20:37 * edit *

たか兄さん、コメントどうもありがとうございました。たしかに、この作品にはすべてのその後の発展の元が詰まっている気がしますね。こちらからもTBさせていただきました。

muse #Fq.t1ZMk | URL | 2006/02/26 14:43 * edit *

TBどうもです!

 >museさん
 TBありがとうさんです。 
 ZEPは全作品レビューを目指してますんで(いつまでかかるやら・・)。
 できれば月一枚ペースでやっていこうと思ってます。
 またその時には、TB、コメントよろしくたのみます!

たか兄 #- | URL | 2006/02/27 21:05 * edit *

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