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米国発、英国色限りなくゼロ。 

     MONEY AND CIGARETTES    ERIC CLAPTON
        
          amazonへ

          Everybody Oughta Make A Change
          The Shape You're In
          Ain't Going Down
          I've Got A Rock'n Roll Heart
          Man Overboard
          Pretty Girl
          Man In Love
          Crosscut Saw
          Slow Down Linda
          Crazy Coutry Hop

 そろそろ、クラプトンを書かなきゃ。
 わざわざカテゴリー作っといても、放置状態ではいけません。
 (とはいえ、他のアーチストもそんな状態なんですが・・)
 このブログも、なんだか週刊化してきたことも反省しつつ、
 今日は、クラプトンを大いに語ろう。

 ただ今回は、「LAYLA」のような名盤を書くより、
 あまり注目されないんだけど、放っておいてはいけない作品にしようかなと。
 ウ~ン。 では、どれにしようか悩んだ末、今回はコレにしました。

 82年、RSO(ポリドール)から、ワーナー/リプリーズへ移籍して、
 自身のDUCKレーベルも設立し、その第1弾がコレ。
 しかし、どうも評価が低いというか、なんかパッとしないだよなぁ。
 ただ理由はわかる。
 まず、あまり売れなかったし、“これだ”っていう代表曲がない。
 それと、クラプトンの鬼気迫るギター・プレイもなく、
 期待した諸氏には、イマイチの反応だったようで。

 やはり英国人のクラプトンにとって、ブルースへのアプローチは、
 (というより、ブルースマンになりきるためには)
 生誕の国アメリカでプレイすることであり、アメリカ人と共演することが一番。
 だから、英国人のクラプトンにとっては誇りもあるが、ジレンマもあったのでは。

 79年の武道館ライブの名盤「JUST ONE NIGHT」でのバンドは全員英国人だった。
 「あのバンドでは、ブルースがプレイできなかった」という発言があるように、
 アルバート・リー(g、Key)を除いて、全員クビにして、
 敏腕トム・ダウドのもと、新たにアメリカ人の名セッション・プレイヤーである、
 ドナルド・“ダック”・ダン(b)やロジャー・ホーキンス(ds)らに、
 ライ・クーダー(g)をゲストに迎え、バハマでレコーディングに臨んだ。
 
 しかし、ここでのクラプトンは、ドミノスにあるような南部アプローチも、
 スワンプ臭さは一切なくて、躍動感あるもタイトで心地よい。
 そう、生ビールじゃないけど、斬味が優れて、とことん“軽くてドライ”だ。

 まず、ノッケのスリーピー・ジョン・エステスのカバー曲こそ、
 このアルバムのハイライトといっていい。
 ライとクラプトンのスライド合戦が、いきなり楽しめるのだ。
 たぶん、オープニングのイントロはクラプトンだけど、
 途中、右チャンネルから入ってくるのが、ライのスライドだと思う。
 この曲では、クラプトンもボトルネックでプレイしているんで、
 分かりずらいところはあるんだけど、ライも独特な味を出しても、前に出過ぎず、
 バランスの取れたプレイに徹してるとことが清い。

 またクラプトンも、単独で6曲もオリジナルを書き上げて、
 やる気マンマンな心構えも伺え、このアルバムのベスト・トラックと言っていい、
 “The Shape You're In”での、アルバート・リーとのバトルも聴きモノだし、
 これはライのスライドがリードする(クラプトンはフィンガー・ソロに徹する)、
 “Man Overboard”も、隠れた名演だし。
 また、誠実なラヴ・ソング“Pretty Girl”もいい。

 マニアックに聴きたいなら、“Man In Love”みたいなシャッフル・ブギでの、
 短くもライのスライドの小気味良さや、“Crosscut Saw”での、クラプトンと、
 アルバートとの、チョーキング合戦もじっくり味わえる。
 (ギター・マニアしか、わかんないかもしんないけど)

 ただ、この路線を行くのはこのアルバムのみで終わってしまい、
 (同時に、トム・ダウドのプロデュースもこれ以降なくなる)
 次回作はフィル・コリンズと共に、シンセやホーンを多用した、
 ポップ路線に変身を遂げることになり、
 80年代の“作られた”ような音作りにクラプトンも埋没してしまうことになる。

 そんな意味でも、彼のキャリアの中でも、“アメリカン・ロック”してる、
 コンパクトな作品として、貴重な作品だと思うし、ライ、アルバートとの、
 ギター・バトルを楽しめるだけでも価値は大いにアリだ。

 数々の名盤に隠れてしまってるけど、タイトなクラプトンも、
 結構イケてますぞ。
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2006/03/11 Sat. 22:33 [edit]

Category: エリック・クラプトン

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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この記事に対するコメント

1980年代のクラプトン

1980年代のクラプトンの作品って、私にとっては盲点でした、殆ど聴き込んでいないのが逸話ざる状況であります。これから機会があれば、少しずつ制覇していこうと思います。

Cottonwoodhill #- | URL | 2006/03/20 00:25 * edit *

あの頃のクラプトン。

 >Cottonwoodhillさん。
 コアなクラプトン・マニアの方々には、軽視されがちな80年代ですけど、
 私は、あの“苦い”時代があったからこそ、今のクラプトンがいるのだと、
 思ってます。
 今になって聴き直すと、違った発見もあるんではないでしょうか。
 あの頃も、案外イケてますよ。
 

たか兄 #- | URL | 2006/03/20 21:14 * edit *

>注目されないんだけど、放っておいてはいけない作品
ですねっ♪ これは嬉しいセレクトです!
妙に軽い音だけど、明るい曲調のナンバーが多くて好きな1枚です。
「I've Got A Rock'N'Roll Heart」「Everybody Oughta Make A Change」あたりとか、今聴いたら「Wonderful Tonight」より感激してしまう「Pretty Girl」あたりが好きな曲。
このアルバムがリリースされたときだけ来日してくれなかったので、生で聴くことができなかったのが残念っ。

ocean #SKlGAI62 | URL | 2006/03/21 01:53 * edit *

 >Oceanさん。
 そうです、そうです。 
 このアルバムでのツアーの際来日してくれなかったんですよね。
 アメリカン・ツアーの音源はブートで聴いた事はあるんですが、
 レコーディングのメンバーとタイトなプレイしてて、
 このアルバムから結構演奏してました。
 “The Shape You're In”とか、“Crosscut Saw”などなど、
 今では、ほとんど演奏してくれないですから、
 私も生で聴きたかったです。

たか兄 #- | URL | 2006/03/21 21:08 * edit *

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