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疾走する誇り高き鋼鉄の勇士。 

           PIECE OF MIND       IRON MAIDEN   
            
                   amazonへ

               Where Eagles Dare (イーグルズ・デア)
               Revelations (悪魔の誘い)
               Flight Of Icarus (イカルスの飛翔)
               Die With Your Boots On (邪悪の予言者)
               The Trooper (明日なき戦い)
               Still Life (悪夢への招待)
               Quest For Fire (クエスト・フォー・ファイア)
               Sun And Steel (鋼鉄の殺人鬼)
               To Tame A Land (惑星征服)

 考えてみたら、本格的なヘヴィー・メタルの作品って書いてませんでした。
 私もかれこれ20年以上前は、メタル・キッズの端くれとして夢中になって、
 80年代のメタル・ブームには、ドップリ浸っておりました。
 そんな私の青春かつ必殺の一枚がコレだ。

 アイアン・メイデン。  “鋼鉄の処女”。
 これは、中世ヨーロッパの拷問器具として有名なものだ。
 聖母マリアを象った棺桶なのだが、蝶番の蓋の裏側には無数の針があって、
 中に人を入れると、まぁ、エラいことになってしまうというもの。
 (即死しないために、急所は避けてあったみたいだけど)

 バンド名の趣味の良し悪しは別にして、伺えるイメージとしたら、
 “恐怖と不安を煽る”感じか、暴力的にも思える。
 デビュー当時は、パンク・ムーヴメントの真っ只中だったんで、
 あながち、音も荒っぽくてパンクに近い。
 バンド・マスコット(?)の“エディ”も髪を逆立てるみたいだったし。
 
 初代ヴォーカリストのポール・ディアノは、ラフで強引なスタイルだったから、
 余計にパンクっぽく聴こえたんだけど、彼らはどこか違ってた。
 ベースが前面に出て、ソロとメロディを絡めながら突き進むツイン・ギターは、
 彼らの最大の魅力である“疾走感”とグルーヴを生み出すのだ。

 3枚目の「魔力の刻印」から、ヴォーカルがブルース・ディキンソンに交代するが、
 ここからが、彼らのヘヴィー・メタルの構築美が始まる。
 やっぱメタルは、ハイトーンで安定したヴォーカルでなきゃ。
 そして、この4枚目は、“エディ”も、過去の殺戮や略奪など、数々の悪事のあげく、
 ついに、脳を切り取られ、囚われの身となってしまった。

 ドラマーもニコ・マクブレインを迎え、黄金のメンバーでの第一弾でもある。
 スティーヴ・ハリス(b)自身、“名作”と公言して胸を張るアルバムらしいが、
 メイデン史上、最も“売れ線狙い”とも言われるも、
 それ以上に、最もパワフルで勇ましいアルバムだ。
 私も彼同様、同じく“名作”の称号に値する一枚だと思う。

 全編に共通するテーマは「戦(いくさ)」。
 それは、戦地に立ち向かう勇壮な戦士達を物語った曲が綴られていく。
 オープニングの“イーグルズ・ディア”は、たたみ掛けるツイン・ギターと、
 ベースでグイグイ前へ前へ進撃するし。ツイン・ギターのリフで突撃する、
 “邪悪の予言者”や、“明日なき戦い”は、クリミア戦争で、
 ロシア兵に立ち向かう“騎兵”のストーリーだ。

 今までスティーヴがメイン・ソングライターだったけど、
 (このアルバムから、彼の曲に大作主義が芽生える)
 このアルバムから、ブルースとエイドリアン・スミス(g)も曲作りに加わり、
 メロディアスな名曲を次々と生み出していく。
 シングルとなった“イカルスの飛翔”は、ブルースとエイドリアンの共作で、
 天に向けた向上心を掲げ、ブルースが朗々と歌い上げる名曲だ。

 これらの曲群は、題材を“戦い”に用いただけで、
 戦争を謳歌、容認するものではなく、
 デビュー当時の“恐怖や不安感”を主軸においた負の感情の、
 裏返しに他ならず、一兵士の“死”や“戦い”に対する恐怖を、
 勇気や闘争心で煽った方が、より切実に描ける。

 ちょっと理論っぽく書いてしまったが、
 元気のない時やへこんでしまった時、これほど勇気と元気がみなぎってくる、
 ロック・アルバムはない。
 ヘヴィー・メタルだって、ピンキリ。
 哲学、宗教から、悪魔や犯罪を煽るゴミまで幅広い。

 私にロックの誇りの高さと、勇ましさを教えてくれた青春の一枚。
 大人になって聴き直してみたが、
 再び、へこんだ私にパワーを注入してくれる。 
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2006/03/19 Sun. 08:41 [edit]

Category: HR/HM

Thread:ロック・メタル  Janre:音楽

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