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天才が築くハードな宇宙空間。 

        DON'T LOOK BACK    BOSTON

            amazonへ

             Don't Look Back
             The Journey
             It's Easy
             A Man I'll Never Be
             Feelin' Satisfied
             Party
             Used To Bad News
             Don't Be Afraid

 W杯ばかりに気をとられてないで、更新しないといけないんだけど・・。
 ほんと、マイペースなもんで、ハイ。 (申し訳ないっす)
 ただ、ロック界にもマイペースな人は多々いるんだけど、
 たぶん、この人ほどマイペースというか、とことん納得いくモノができない限り、
 絶対リリースしないという完璧主義者はいないだろう。 
 超寡作ロック・バンド“BOSTON”のトム・シュルツだ。
 (レコード会社に迫られ裁判を持ちかけられても、首を縦に振らなかったという)

 マサチューセッツ工科大出身でポラロイド社の研究員だった超インテリなだけに、
 全部一人でやらないと、気が済まない人なんでしょう。 
 BOSTONはトムのワンマン・バンド。
 曲はもちろん、ギター、キーボードをプレイし、プロデュースから、
 エンジニア、ミキサーまで、すべて彼のコントロールの下に制御されてる。

 これは、彼らのセカンド・アルバムで、私の中ではこれがベスト。
 なんか彼らをプログレ・ハードだの、産業ロックだの言われてるんだけど、
 私はアメリカを代表するギターで織り成すロックンロール・バンドの一つだと思ってる。
 だから、結構デビュー作がベストだっていう声が多い中、
 私は、ロックン・ロール中心に展開するこのアルバムの方が好きだ。

 彼らのベスト・トラックだと思う“Don't Look Back”の心地良いギター・イントロから、
 ハードなツイン・ギターのアンサンブルとブラッドのハイトーン・ヴォーカルで、
 宇宙空間を見事に演出し、“BOSTON号”は地球に帰還してきた。
 そして、ロックン・ロールが基本の爽快な旅が始まる。
 “A MAN I'll Never Be”のような、メロディアスな曲も織り交ぜて、
 このロックン・ロールの宇宙遊泳を堪能できるのだ。
 
 しかし、このアルバム以降は、ご存知の通り、
 リリース間隔が実に8年という超マイペースぶりだ。
 (W杯が4年に一度だから、2大会に一枚のペース!)
 そんなに間を開けたら、忘れられてしまうかと思いきや、アメリカじゃ、
 出せば、大ヒットするというとこなど、カムバック好きなアメリカならでは。

 まして、収録曲がどれも大体10曲程度。
 だから、いくら完璧主義でも、8年もかかるわけがないから、
 たぶん、トムは、レコーディング機材や設備、ギターの録音技術やエフェクトに、
 莫大な時間を費やして、BOSTONのサウンドを追求していたんでしょう。

 メンバーは、トム・シュルツを中心に、バリー・グドローとのツイン・ギターと、
 ブラット・デルプの伸びのあるハイトーン・ヴォーカルと美しいハーモニーとで、
 BOSTONのサウンドの魅力となる“宇宙空間”を創造してる。
 とにかく、さすがに凝りに凝ってるだけ、ギターのメロディアスなラインと、
 エッジに効いたリフの使い方や、アコースティックのさりげない絡み方や、
 キーボードの織り交ぜ方など(シンセはいっさい使用しない主義!)、
 よく聴くと、ハードなんだけど、荒っぽくなく実に繊細で計算され尽くしてる。

 トムの自宅のスタジオには、最新鋭のレコーディング機材が設備され、
 彼が開発した、ノイズを軽減し小音量でも深いディストレーションやコーラスを、
 得られる空間系エフェクター(ROCKMANっていう名称)によるシステムで、
 ツイン・ギターでの効果は絶大だ。
 (ELOでのジェフ・リンは、シンセで“空間”を築いてるのに対し、
  トムはギターで築いてる。 そこが、彼の非凡なとこ)

 話によると、スタジオの温度が常に保たれるような装置を開発したり、
 チューニングをしなくてもいいギターを発明したりしたとか、
 「そりゃ、8年もかかるわ! いいかげんにしなさい!」と、
 つっこみをいれたくなるくらいの、“博士”ぶりだ。

 そのBOSTONのデビュー作と本作が、トム・シュルツ監修によるリマスター盤が、
 ついに発売されることになった。
 あの“凝り性”のトムだけに、アナログ当時の音質がどれだけ変貌しているか、
 是非聴いてみたく思う。

 ロックなんて、“かっこよければ”スタイルや方法なんてどうでもいい。
 ただ長い歴史の中で、時代と共に廃れ、埋没してしまうものもある。
 デビューから約30年近く経とうとしてるのに(アルバムたった5枚だけ)、
 未だに、魅了させられるって、何なんだろう。
 ほんとに、奇特なロック・バンドだ。
 これが、BOSTONの独自性と“不変性”なのかな。
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2006/06/16 Fri. 15:55 [edit]

Category: アメリカン・ロック

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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この記事に対するコメント

こちらにもコメント失礼します~!

BOSTON、ただの一度も聴いたことがないです。。。
でも、トム・シュルツは筋金入りの完璧主義者みたいですね~・・・。
元々私はそういうタイプのミュージシャンが大好きなのですが・・・(^_^;)
真面目なこだわり派が好きです~!

>スタジオの温度が常に保たれるような装置を開発したり、
 チューニングをしなくてもいいギターを発明したりしたとか、

いやぁ~・・・!ものすごく好感を持ってしまうんですけど~!(^_^;)

>「そりゃ、8年もかかるわ! いいかげんにしなさい!」

というたか兄さまのツッコミにものすごく愛情を感じますが・・・w

今からTSUTAYAに行くので、ちょっと借りてこようかな~♪♪

ルル #- | URL | 2006/06/21 17:53 * edit *

いつもいつも。

 >ルルさん。
 こんばんは! ほんとにいつもコメントもらってばかりで、ありがとう。
 実は、この前のクロアチア戦のネタ書いてあるんですが、
 またまたグチっぽくなっちゃって、アップしてないんです。
 たぶん、ボツにしますわ。 でも、ブラジル戦の後に予選リーグの結果を見て、
 しっかり書くつもりでいますよ。(あまりグチっぽくならんようにします)

 さて、ボストンのネタにも、コメントどうもです。
 天才って、得てして奇人、変人が多いような気がするんですよ。
 私には、想像できませんけど。
 でも、天才の描くアメリカン・ロックの世界を十分堪能できますよ。
 ルルさんの耳に合うかわかりませんけど、 もし聴かれたら、
 感想聞かせてくださいな。

たか兄 #- | URL | 2006/06/21 22:30 * edit *

トム・シュルツ氏のスタジオを1度拝見してみたいものです。
もう凄いの一言でしょうね。

Cottonwoodhill #- | URL | 2006/06/26 19:40 * edit *

 >Cottonwoodhillさん。
 どうも、しばらくです。
 なんかデビュー前のデモテープを作る段階から、
 自宅の地下を大手レコード会社のスタジオ並みに改造してたらしいんで。
 お金もあったんでしょうけど、
 絶対に“売れる”自信がなきゃできないですよ、こりゃ。

たか兄 #- | URL | 2006/06/27 14:16 * edit *

十代の頃はシングルを2枚所持していた彼らでしたが、社会人になりて「幻想飛行」から「ウォーク・オン」まではCDを購入しました。

この2ndアルバムとなる「ドント・ルック・バック」は、完成度としては前作よりは上でしょうね。
話題性としては、1stの方が上だと思いますが・・・。(^^;

ちなみにこのジャケット・デザインは、当時よく“模写”をしたものであります☆

ぶるじん #- | URL | 2006/06/28 20:50 * edit *

たか兄さま、こんばんは!(^_^)

実は、先週、BOSTONを借りてきました!
「幻想飛行」・・・。
ジャケが似ていたので、間違って借りちゃいました~・・・泣
でもツインギターが壮大で、私の好きなPOP的な要素もあって、すごく良かったです~!(^_^)

ルル #- | URL | 2006/06/28 20:50 * edit *

コメントありがとう!

 >ルルさん。
 毎度!
 そうか~、ジャケ間違えちゃいましたか~(笑)。
 無理もないです。 似てるもん。 円盤ジャケがBOSTONの象徴ですからね。
 でも、デビュー作の方が人気あると思うんで、2NDは少数派かな・・。
 名曲“More Than A Feeling”や、
 私の大好きなロックンロール・チューンの“Smokin’”や、プログレっぽい、
 “Foreplay/Longtime”など、デビュー作も歴史に残る名盤ですんで、
 「幻想飛行」も十分楽しんでくださいな。

 >ぶるじんさん。
 いつもいつもっす。
 彼らのベスト盤あるじゃないですか。
 あれって、よくできたヤツで。(新曲はイマイチだったんだけど)
 デビュー作と2ndからの選曲が多い良心的(?)ベストでした。
 “Don't Look Back”から、3rd収録の“Cool The Engines”の流れが、
 めちゃくちゃカッコいい!

たか兄 #- | URL | 2006/06/29 05:24 * edit *

BOSTONのデビュー作と本作が、トム・シュルツ監修によるリマスター盤が、
 ついに発売されることになった。 私もリマスター盤まちのぞんでいるものです
アナログ当時の音質がどれだけ変貌しているか どれだけUSオリジナル盤EPIC34188に肉薄しているかでしょう このオリジナル盤は70年代アナログ盤の最高音質の一つと確信します 当時の録音とししては驚異の音質をきかせます CDではこれを越えられないでしょう

kunitatirock #- | URL | 2006/07/02 10:04 * edit *

コメントどうも。

 >kunitatirockさん。
 コメントありがとうございます。
 私も、今回のリマスターが、正直アナログ超えられるのか、とても興味深いです。
 あの音圧と拡がりはきっと超えられないとは思うんですが、
 あのトムのことです。
 単なるリマスターじゃないんでは・・と期待しています。

たか兄 #- | URL | 2006/07/03 01:10 * edit *

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