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8角形の中のブサイクな奴って。 

    THROUGH THE PAST,DARKLY  (BIG HITS VOL.2)
                                THE ROLLING STONES

           
              
                                                                         【UK(DECCA)版】  ※廃盤             【US(LONDON)版】
Jumpin’Jack Flash                    Paint It Black
Mother's Little Helper                Ruby Tuesday
2000 Light Years From Home          She's A Rainbow
Let's Spend The Night Together         Jumpin’ Jack Flash
You Better Move On                Mother's Litille Heper                                               We Loves You                     Let's Spend The Night Together                Strreet Fighting Man                  Honky Tonk Woman
She's A Rainbow                     Dandelion
Ruby Tuesday                       2000 Light Years From Home
Dandelion                       Have You Seen Your Mother,Baby,                    Sittin’ On A Fence                      Standing In The Shadow
Honky Tonk Woman                  Street Fighting Man

 盛り上がってるのかな。  ストーンズ来日公演。
 やっぱ、行きたかったなぁ・・、と思いつつも、行けない立場で、
 あ~だこ~だ言うもの何なんですが、
 70歳に手が届こうとするロックの伝説が、今を持って、まだ現役で、
 ステージを繰り広げ、老若男女を問わず興奮させるパワーを発揮してる。

 ただ中には、「ワンパターンだ」とか「もう終わってる」との声もチラホラ聞こえてくる。
 いいじゃないですか、ワンパターンで。
 そこで、レアな曲を2,3曲演ってくれるだけで充分満足なのでは。
 ポールやクラプトンもそうなんだけど、彼らは、もう古典芸能なんです。
 能や歌舞伎と同じ。 重要無形文化財そのもの。 ロックの“宝”なんです。
 だから、大切にしましょうよ。 存在自体が、もう“奇蹟”なんですから。

 そんな来日中のストーンズを、やっぱ無視できっこないです。
 ただ今日は、初期のDECCA/LONDON時代(アブコ時代)を語ってみたく思う。
 しかし、ベロ・マーク以前のアブコ時代のカタログって、ほんと、ややこしい。
 UK盤とUS盤だの、ジャケ違いは元より、同じジャケなのにタイトルや選曲が違ったり、
 とにかく、わずらわしいし、面倒だ。 だから、初期のストーンズは曲単位中心で、
 アルバム単位ではあまり聴き込んでないんですが・・。
 (聴き込みだしたのは、US盤の「AFTERMATH」あたりから)

 故に、アブコ時代は、こぞってベスト盤ばっか聴いてました。
 中でも、中古屋で少々大枚をはたいて購入した、この8角形のアルバムを、
 今日は引っ張り出してきた。
 このアルバムも、UK盤とUS盤と選曲も違うんだが、(UK盤は廃盤)
 当時購入したのはUK盤で、私としては、この8角形のオープニングは、
 キースの必殺オープンEの“ジャーン”から、ミックの“ワン!トゥー!”の気合一発、
 サイケデリックの旅からメインストリームに帰還した記念すべき、
 史上最強のロックンロール・ドライヴィンで始まんないと。

 ただUK盤は、アーサー・アレキサンダーのスロー・カバー“You Better Move 0n”と、
 デモ・トラックだったフォーク調の“Sittin’ On A Fence”といった渋めの選曲ありで、
 派手なヒット曲のオンパレードのUS盤よりもスパイスが効いてた。
 (ブライアンの趣味も加味した追悼の意味もあったのかな)

 この頃(66~69年)のストーンズは、とにかく事件続き。
 ドラッグによる逮捕や司法のやり取り、そして、ジャンキーになった、
 ブライアンの脱退と不慮の死亡と、トラブル続きだった。
 しかし、音楽的変化、成長度はめざましく、デビュー当時からのマネージャー、
 アンドリュー・オールダムをクビにして、カバー・バンドからの脱却を図り、
 ジャガー/リチャーズのオリジナル構築に画策して、サイケの実験などを経て、
 試行錯誤していた時代だ。

 またそれは、ストーンズのリーダー・シップがブライアンから、
 ジャガー/リチャーズに移っていく結果にもなった。
 これは、悲しい結末に繋がっていくんだけど、この頃のストーンズのサウンドに、
 ブライアンの持ち込んだ楽器の実験的アプローチは、とてつもなく大きい。
 
 シタールを大胆に導入した“Paint It Black”や、“Mother's Little Helper”に、
 マリンバやメロトロン(“She's A Rainbow”での美しいこと!)など、
 キラリと脇を固めて、名曲に華を添えていた。
 しかし、このアルバムのリリース2ヶ月前の69年7月3日、自宅プールで溺死体で発見。
 27年の波乱の人生に幕を閉じた。

 でも、最高にバカな奴だった。
 音楽的才能がありながら、ジャガー/リチャーズの成長の陰で、徐々に追い込まれ、
 クスリに手を染めて、ジャンキーに溺れてしまったバカな奴だった。
 あのジョンだって、才能を認めてたんだよ。
 ビートルズ最高の怪作“You Know My Name”の馬鹿げたサックスだって、
 ブライアンだった。 やっぱ、バカだったよ。
 
 そんなブライアンに捧げられたこのアルバム。 なのに、このジャケって・・。
 ガラス越しにメンバーが顔を押し付けてるものなんだけど、
 ミックやキースの“きれいどこ”は、それなりなんだけど、
 奴ったら・・。 いきなり鼻からイッちゃったもんだから、
 おもいっきり、ブタ鼻に・・。  
 あなたに捧げられたアルバムだってのに・・。

 やっぱ最後まで、最高にバカだったよ。

2006/04/02 Sun. 09:24 [edit]

Category: ローリング・ストーンズ

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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駆動する鉄輪はどこまでも。 

          STEEL WHEELS        THE ROLLING STONES

                  amazonへ

            Sad Sad Sad (サッド・サッド・サッド)
            Mixed Emotions (ミックスド・エモーションズ)
            Terrifying (テリファイング)
            Hold On To Your Hat (ホールド・オン・ユア・ハット)
            Hearts For Sale (ハーツ・フォー・セール)
            Blinded By Love (ブラインデッド・バイ・ラヴ)
            Rock And A Hard Place (ロック・アンド・ア・ハード・プレイス)
            Can't Be Seen (キャント・ビー・シーン)
            Almost Hear You Sigh (オールモスト・ヒア・ユー・サイ)
            Continental Drift (コンチネンタル・ドリフト)
            Break The Spell (ブレイク・ザ・スペル)
            Slipping Awey (スリッピング・アウェイ)

 ついに、5度目の来日が決定した。
 今回は、東京に加え、札幌、仙台、名古屋(!!)にも上陸する。
 (関西、九州方面は、まだ未定だけど・・)
 いつも言われてるけど、今回こそ「もう最後かな・・」と思ってるんですが・・。

 ただチケットのバカ高いこと。
 世界的に観ても高騰は仕方ないとはいえ、東京はまだしも、
 他は埋まるんかいなぁ。 あれじゃ、なかなか若い奴ら観にいけないよ。
 偉大なるロックの“伝説”を体験できる貴重なチャンスなのに。
 富裕層の一部ロック・ファンだけの盛り上がりだけで終わってほしくないんだけど。

 来日するたびに思い出すのは、90年の初来日だ。
 運良く初日と3日目の2度観ることができたけど、大旋風というより、
 社会現象にまでなってたもんなぁ。 マジで凄かった。
 それまでストーンズなんて、日本にすら入れてもらえない、
 “ワル”の権化みたいな存在だったんだけど、
 あの健康的な盛り上がりはなんだったんだろうなぁ・・。

 あれから16年経っても、元気ハツラツ。
 しかし、“ツアー開始、そのうち来日するでしょう”ムードの中で、
 初来日の頃、バカ売れしてたこのアルバムも、
 めっきり語られる機会が減ってしまった感があるんだけど、
 マジでヤバかったミックとキースが、本気で取り組んだ“カムバック”作として、
 重要なアルバムであることは違いないだろう。
 極端に言えば、このアルバムの牽引とワールド・ツアーの大成功があったから、
 今もなお、転がり続けていることができるとでも言える。

 “A面1曲目至上主義”は、このアルバムでもしかり、
 “Sad Sad Sad”のノッケからのカッティングを聴いた瞬間に、
 このアルバムの勢いとヤル気は、決まったも同然。
 特にチャーリーのスネアの抜けも実にクリアで、アタックやキッキングも、
 パワフルなのが、どの曲にも活力と若さを与えている。

 またビル・ワイマンの最後のアルバムでもあった。
 あの不器用なもたつきは、ストーンズ独特のルーズさと、他人では出せない、
 グルーヴを生み出していただけに残念だったなぁ。
 (ダリル・ジョーンズのような、やたらタイトで正確なビートは、
  チャーリーみたいなジャズ心のある“間”を大切にするドラマーには、
  今でも合わないと思ってる)

 あまりアルバムの内容が書けなくなってしまったけど、
 ハード・ドライブな曲から、トラッド・ブルースの“Blinded By Love”や、
 カーティス・メイフィールド風の“Almost Hear You Sigh”、
 民族アレンジな“Continental Drift”など、レンジの広さはいつも通り。
 しかし、ソロ・アルバムで更に歌心がついたキースの“Slipping Awey”で、
 ソウルフルな喉を聴かせてくれる。 中間部からのミックとの絡みも感動的である。

 私は、ミックとキースはずっと“犬猿の仲”でいてほしいと思ってる。
 (ただ前作「DIRTY WORK」にあるような、互いを中傷するような確執
  では、実も蓋もない話になってしまうんだけど)
 “Mixed Emotions”なる、複雑に絡み合う感情を抱えたまま、
 バンドの中枢を担うことは難しいかもしれないが、
 この2人に関したら、我々のような“ガキレベル”じゃ、及びもしない域での、
 やりとりであって、こんなことで崩れるようなヤワなものではないはず。

 逆に、互いで切磋琢磨、いい意味で対立しつつ、火花を散らす睨み合いの中で、
 よりレヴェルの高いストーンズを体験したいのだ。

2006/01/24 Tue. 15:58 [edit]

Category: ローリング・ストーンズ

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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これが老人ロックの真髄か。 

         A BIGGER BANG          THE ROLLING STONES

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 オリジナルにしたら、約8年振りのこのアルバム。
 (途中、ライブ盤とベスト盤をはさんだにしろ)最初、還暦半ばの
 この若き老人達に、何を期待しようかと考えてた。
 
 もう巷では、傑作だ!のオンパレード。 US盤を待って、
 ちょっと遅れて手にした私は、(ほんとかいな?)の疑念を
 持ったままのスタートだった。
 いくらストーンズといえども、過度の期待は禁物ですよ。

 うん、これだ。 いい。 確かにいい。
 結構「メインストリート」の再来みたいな事をいう人が多いけど、
 そうかいな? わからんこともないけど。
 「メインストリート」って、アメリカン・ミュージックのルーツ
 巡礼の旅みたいなアルバム。 カントリー、ブルース、ロカビリー、
 ゴスペル、スワンプ等それらのコクが上手くブレンドされた、
 高純度なアルバム。 

 今回のも、ここ近年にはない高純度。 でも中身が違う。
 なんか、ルーツを辿るって言葉は適切ではないにしろ、
 70年代以降のストーンズの音を上手くブレンドした内容。
 だから、「メインストリート」とは異彩を放っていると思う。
 
 まず、ホーンが全く入ってない。 シンセも最小限。 
 余計な音を極力排除した。 これが大きい。
 流行ものも一切なく、曲も粒ぞろい。
 16曲あっても、中だるみ全くなし。
 だから、ソリッドに聞こえる「SOME GIRLS」とタッチが似ていると
 感じた理由はここにある。

 “Rough Justice”の勢いからして、ヤラれっぱなしなんだけど、
 やっぱ、“Back Of My Hand”がいい。 ミックがスライドを
 初披露。(担当者ロニーはアル中療養中で替わりに弾いたとのこと)
 いい味出してる。 ミックのシカゴ・ピュア・ブルース。
 現代版“You Gotta Move”かな。

 それにキース御大。 キメのオープン・チューニングも相変わらず。
 “This Place Is Empty” 枯れれば枯れるほど増す渋み。
 誰も真似できません。 深く染み入ります。
  
 しかし、よくよく考えてみたら、自分の年齢よりも長く活動している、
 この“伝説”に、あれこれとモノをいうこと自体、失礼なこと。
 黙って、提示される音にひれ伏すしかないのだ。
 
   

2005/09/16 Fri. 13:31 [edit]

Category: ローリング・ストーンズ

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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本当のベスト盤の意味とは。 

    SUCKING IN THE 70’s       THE ROLLING STONES 

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 ベスト盤 = 歴史的総括。 カタログ。 集大成。
 アーチストにとっては、重要な作品なわけです。
 そのアーチストの入門書として、まず手にとるのは、
 大半はベスト盤ですから。
 ただ最近は、本当の意味でのベスト盤が少なくなってきたような。
 ちょっと売れて、シングルが3,4枚ヒットしたら、
 もう出しちゃえみたいに。(J‐POP系に多いんだけど。)

 ロックの歴史上誉れ高いアーチストには、必ず名“ベスト”盤
 があります。
 でも、ストーンズのベスト盤って薄いんだよなぁ・・。
 水増しっていうか、 なんかパァとしない。
 ビートルズの赤と青とか、「1」でもいいけど、とみるとねぇ。
 (絶対、比較してはいけないけど)

 初期のDECCA/LONDON時代は、ストーンズ側の意に反して出たもの
 もあったし、 
 ストーンズ・レーベルになっても契約消化みたいな扱いだった。
 ただ、この前の「FORTY LICKS」は、オールタイムベストで、
 入門書には最適。(新曲はイマイチやったなぁ。 そんなの入れる
 くらいなら・・って思ったのは私だけ?)

 しかーし。 このベスト盤だけは違う。 重要な一枚です。
 ベストというよりレアリティーズかな。 エディツト、未発表
 テイクのオンパレード! マニア大喜びです。
 我が愛する「LOVE YOU LIVE」収録の“Manish Boy”のライブ・
 エディツトなんか入ってるし、一番のハイライトは、
 “When The Whip Comes Down”の未発表ライブだ。
 (エッー、これだけなのー?)ってブーたれても仕方ないくらい、
 アドレナリン出まくり。 ミック、キレまくってます。
 
 長い間、廃盤になってたけど、今年5月に再発された。
 “なかなか、やるじゃん。”と思いきや、CCCDか・・。
 考えた方がいいですよ。 ちょっと魅力半減。

 ストーンズの70年代はバンドの歴史上最も充実した年代。
 名盤も多いし、どれも刺激的だ。
 今年、また転がりだす彼らにあの当時の刺激を求めるのは、
 無理だけど、“伝説”を見続けることができることを、
 謳歌したいね。
  
 

2005/08/18 Thu. 16:21 [edit]

Category: ローリング・ストーンズ

Thread:洋楽CDレビュー  Janre:音楽

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